紙コップと水 やった!テゲバ!

館長のつぶやき

12月14日は、青島太平洋マラソン。

1万人を超えるランナーが全国から参加。去年は沿道での観戦でしたが、今年は宮崎市役所近くの路上で給水ボランティア。

9時スタート。先頭は早くも9時40分頃に姿を見せます。先頭グループはすごい速さで駆け抜けていきますが、ランナーがまばらなため、給水作業には余裕が。しかし時間が経つに連れて、大勢のランナーが殺到し大忙し。

私たちはというと、後ろのメンバーが紙コップに水を次々に入れ、そのコップを前の担当が道路脇のテーブルに次々に並べていきます。ランナーが取りやすいよう、コースに近いテーブルの端に適当な間隔を空けて、コップを置いていかなければなりません。勢いよく走ってくるランナーは、コップを取る際に隣のコップまで倒すことも。

紙コップをひっきりなしに、後ろから前に。また後ろから前に。ランナーやレースを見る余裕はなく、コップと水ばかり見続けました。

 

 

普通の水以外にスポーツドリンクのポイントもあったようですが、走り終えたランナーに聞くと、「水は美味しい!」とのことでした。知り合いも何人もがフルマラソンを完走。頭が下がります。

 

この後劇場に戻り、インドネシアの伝統芸能の公演。

それが終わって急いでテレビをつけると、サッカーのJ2昇格決勝戦で宮崎のテゲバジャーロが大量リード。そのまま4-0で勝ち、J2昇格を決めました。

宮崎のスポーツ史に新たな扉が開いた日でした。

 

2000年から3年にかけて、サッカーが盛んな埼玉県さいたま市の浦和にいましたが、試合がある日はスタジアムだけでなく駅前なども盛り上がっていました。

テゲバジャーロ宮崎はコツコツとファンを増やし、12月7日いちご宮崎新富サッカー場で行われた昇格プレーオフ準決勝は、チケットが取れませんでした。J2に昇格した来年、更にファンを広げて宮崎を盛り上げてくれると思います。

この記事を書いた人

松坂千尋(まつざか ちひろ)
1957年宮崎県延岡市生まれ。小学校から高校まで、宮崎市、日南市、東郷町(現日向市)在住。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。

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