「新 かぼちゃといもがら物語」#6『火球』

演劇・ダンス劇場主催
託児サービス
開催日
2022年03月05日(土)
開催場所
イベントホール
開催時間
開場 13:30/開演 14:00/終演予定 16:00

宮崎を舞台に、宮崎の“今を生きる” 人々を描く、宮崎県立芸術劇場の演劇創作シリーズ「新 かぼちゃといもがら物語」。
第6弾は、近年数々の戯曲賞を受賞し高い評価と注目を集める桑原裕子(KAKUTA)を脚本に迎え、宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターの立山ひろみの演出でお贈りします。
宮崎の土地、自然、人、暮らしを見つめた物語が、またひとつ誕生します。
地域から、日本の今を見つめる物語。どうぞご期待ください。

作  桑原裕子
演出 立山ひろみ
出演 蕨野友也、浜田信也、菊池佳南、森崎健康、脇内圭介、大江泰子

公演日程
2022年3月2日(水)~6日(日) ※全5ステージ
《平日》19:00開演(18:30開場)
《土日》14:00開演(13:30開場)
★3/5(土)は終演後にアフタートークあり

メッセージ/演出 立山ひろみ
桑原裕子さんは美しくて、動き出すと可愛くて、しかもかっこいい姐さんみたいな方だ。その既に魅力的な容姿と雰囲気の奥底に、まぐまがすごい人だ。まぐまだ。たしかに地に足をつけて、人間をガッシリとつかんで、これでもかとすごい圧力で叩きつけるように、鮮やかに色濃く「人間」を描ききる。桑原さんが宮崎から何を見つけだし、何を生み出すのか。ぜひ劇場でその瞬間を!まるで「火球」そのもののような作品になるんじゃないだろうか。

プロフィール

桑原裕子

作/桑原裕子(くわばら・ゆうこ)

1976年7⽉19⽇⽣まれ、東京都出⾝。劇団KAKUTA主宰。作・演出を兼ね、俳優としては結成以後全本公演に出演。また、⻑塚圭史や白井晃、福原充則、渡辺えり、木野花、松尾スズキ演出などの数多くの舞台に出演する。俳優業の他に、ブロードウェイミュージカルの潤⾊・演出、映画やドラマの脚本など、舞台・テレビ・ゲームシナリオ・ノベライズ⼩説と多岐にわたり、演出家・劇作家として活躍。09年、「⽢い丘」再演の作・演出で平成21年度(64回)⽂化庁芸術祭芸術祭新⼈賞を受賞。また、世⽥⾕パブリックシアター主催「往転」(作・演出)は岸⽥國⼠戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞の最終候補となった。15年、劇団KAKUTA公演「痕跡」で第18回鶴屋南北戯曲賞、18年「荒れ野」で第6回ハヤカワ悲劇喜劇賞、第70回読売⽂学賞戯曲・シナリオ部⾨を受賞。19年に「ひとよ」が白石和彌監督で映画化された。18年4月より穂の国とよはし芸術劇場PLATの芸術文化アドバイザー。

立山ひろみ

演出/立山ひろみ(たてやま・ひろみ)

1979年生まれ、宮崎県宮崎市佐土原町出身。劇作家、演出家。宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター。
パフォーマンス演劇ユニット「ニグリノーダ」主宰。大学卒業後、劇団黒テントに所属し佐藤信、山元清多らのアシスタントを経て演出家デビュー。同劇団を退団後、自身のユニットを立ち上げ、言葉に偏らず、身体表現や音楽など舞台芸術の諸要素をセリフと等価値に扱い、表現の可能性を模索している。主な作品に、宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」#3『たのかんさあレンジャー』、#4『幻視~神の住む町』、#5『神舞の庭』、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019・2021 音楽劇『あらしのよるに』、オペラシアターこんにゃく座オペラ『おぐりとてるて 〜説経節「小栗判官照手姫」より〜』、劇団うりんこ『アリス』、デフ・パペットシアター・ひとみ『河の童―かわのわっぱ―』など。各地でワークショップなども行う。

蕨野友也

出演/蕨野友也(わらびの・ともや)

1987 年生まれ、宮崎県都城市出身。
2006 年ドラマ『嫌われ松子の一生』でデビュー。『仮面ライダードライブ』ではハート役でレギュラー出演した。出演作に、ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』『24 JAPAN』『おしい刑事』、映画『252 生存者あり』『リアル鬼ごっこ2』『グッド・ストライプス』『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/ 仮面ライダー』『恋のしずく』、舞台『最貧前線』、『デルフィニア戦記―第一章―』、『パレード旅団』がある。

浜田信也

出演/浜田信也(はまだ・しんや)

1979年生まれ、東京都出身。
関西大学経済学部を卒業後、2004年『窓際のベリーロール』より前川知大主宰のイキウメに参加。以降、全ての劇団公演に出演し、前川作品の世界感を体現する俳優として中核を担う。『外の道』『天の敵』『太陽』『散歩する侵略者』『関数ドミノ』など劇団作品のほか、『Le Fils 息子』(演出:ラディスラス・ショラー)『暗いところからやってくる』(演出:小川絵梨子)など外部作品にも多数出演。近年はドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」「おじさまと猫」など映像でも活躍中。2012年、『ミッション』『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』の演劇が高く評価され、第47回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

菊池佳南

出演/菊池佳南(きくち・かなみ)

1986 年生まれ、宮城県出身。
桜美林大学演劇専修卒業。2010 年より青年団に入団。その後、うさぎストライプに所属。平田作品をはじめ国内外での舞台に多数出演。震災後、東北に纏わる文学作品やみちのく怪談の朗読、学校や福祉の現場等での演劇の手法を用いたワークショップも行っている。2019 年より活動の拠点を東京から仙台に移す。NHK 仙台局ラジオ第一『ゴジだっちゃ!』月曜パーソナリティ。近年の出演作に、青年団『ソウル市民1919』(作・演出:平田オリザ/2018 年)、うさぎストライプ『ゴールデンバット』(作・演出:大池容子/ 20 年)、NHK ドラマ10『透明なゆりかご』(18 年)、映画『ラストレター』(監督:岩井俊二/ 20 年)など。

森崎健康

出演/森崎健康(もりさき・けんこう)

1987 年生まれ、大分県出身。
趣味はギター練習、サッカー、渓流釣り。2019 年新劇団員オーディションを経てKAKUTA 入団。裏路地の猥雑さと哀愁に、しかし不思議なポップさが混在する、独自の味わいでこれまでも数々の人気小劇団に出演。近年のKAKUTA 出演作品は、KAKUTA のとびだす絵本『ねこはしる』(作:工藤直子、構成・脚色・演出:桑原裕子/ 2018 年、19 年)、KAKUTA『らぶゆ』(作・演出:桑原裕子/ 19 年)、『往転(オウテン)』(作・演出:桑原裕子/ 20 年)など。近年の外部出演作品に、『俺節』(脚本・演出:福原充則/ 2017 年)小松台東『シャンドレ』(作・演出:松本哲也/ 2020 年)など。

脇内圭介

出演/脇内圭介(わきうち・けいすけ)

1989 年生まれ、福岡県北九州市出身。
2009年、北九州の劇団「飛ぶ劇場」に所属し俳優活動をスタート。舞台を中心に映画やドラマへの出演、演劇ワークショップの講師、自身の演劇ユニット「ワンチャンあるで!」では脚本執筆、演出などの活動をすることもある。主な出演作に、【舞台】北九州芸術劇場プロデュース『彼の地』(作・演出:桑原裕子/2014年・16年)、同『不思議の国のアリスの帽子屋さんのお茶の会』(演出:近藤良平/14~15年)、同『しなやか見渡す穴は森は雨』(作・演出:ノゾエ征爾/17年)、北九州芸術劇場リーディングセッションvol.27『TIMES LIVE』(構成・演出:多田淳之介/16年)、ゲキシビジョンvol.2『モネ、逆さまの睡蓮』(作・演出:泊篤志/21年)、【映像】NHK北九州発地域ドラマ「GO!GO! フィルムタウン」(脚本:池谷雅夫/ 17年)、北九州映画実行委員会 映画「めぐり逢わせの法則」(20年)など。

大江泰子

出演/大江泰子(おおえ・やすこ)

1952年生まれ、宮崎県西都市出身。
1971年、劇団とろあに入団。1982年より2013年まで宮崎、鹿児島にて新人育成スクールを手掛ける。1998年、ミュージカル劇団「夢」を設立。32年間の活動をもって2019年に解散。1992年、映画『男はつらいよ』に出演した他、映画『三十九枚の年賀状』『しゃぼん玉』等に出演する。舞台では宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」#3『たのかんさあレンジャー』、2020には「ドキュメンタリーシアター『29万の雫2020』」、’20みやざきの舞台芸術シリーズⅣ どらまさるく企画「バリカンとダイヤ」に出演。映画『あさひるばん』『空と海のあいだ』『しゃぼん玉』やNHK地域発ドラマ『ひなたの佐和ちゃん波に乗る!』では方言指導やキャスティングを担当する。

あらすじ
宮崎の離島・島野浦で育った幼なじみの5人。彼らがいつも集まり、時には夢を語り合った場所は、もう崩れかけ、今その廃屋にやってくるのはOちゃんだけだ。一方、島を離れ、今は東京で暮らすサルのもとに、1枚の新聞の切り抜きが届く。その知らせをきっかけに、サルは約7年ぶりに島へ戻ることに……。

※チラシに記載のものから、一部変更がございます。

■スタッフ
美術 有限会社ユニークブレーン/舞台監督 土屋宏之(ユニークブレーン)/照明 工藤真一(ユニークブレーン)/音響 関本憲弘(ユニークブレーン)/演出助手 山田真実/ヘアメイク 渡司マサキ(M+)/スタイリング 松位初美(マチュア―・フィルムズアンドミュージック)/小道具 河内哲二郎/方言指導 大江泰子/演出部 鈴木章友、河内哲二郎、金定和沙/制作部 鄭慶一、新納愛未/宣伝美術 後藤修/宣伝写真 谷口智彦

■企画制作
公益財団法人宮崎県立芸術劇場

■協力
東宝芸能、エー・チーム、吉住モータース、レトル、krei inc.、KAKUTA、青年団、うさぎストライプ、飛ぶ劇場

チケット料金

<全席自由・日時指定>
一般 3,500円(3,100円)
U25割 1,500円 ※鑑賞時25歳以下
ペア割 6,000円(5,400円) ※前売りのみ

※()内はくれっしぇんど俱楽部会員価格

※未就学児の入場はご遠慮ください。
※車椅子席・介助席はメディキット県民文化センターチケットセンターのみでの取り扱いとなります。
※当日券が出る場合は500円増しとなります(ただし、U25割を除く)。販売は、当日の午前10時から窓口・電話で行います。
※U25割は、年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合がございます。
※割引サービスの詳細はこちらをご覧ください。

発売日

くれっしぇんど倶楽部会員:12月 5日(日)
一般:12月12日(日)

チケット予約・購入

○メディキット県民文化センターチケットセンター
【窓口・電話】0985-28-7766 ※午前10時~午後6時30分/月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
【WEB】劇場HPから24時間予約・購入できます。

<その他プレイガイド>
○チケットぴあ(webサイトのみ取扱い)

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