「西の正倉院で聴く雅楽」~奈良・平安時代にタイムトリップ

- 2023年10月21日(土)
- 西の正倉院(屋外敷地)〔 住所: 美郷町南郷神門62-1〕
- 開場 13:30/開演 14:00/終演予定 15:30
美郷町で、特別な鑑賞体験を…
「雅楽」の歴史は大変古く、およそ千数百年もの昔から親しまれてきた世界最古の合奏音楽といわれています。世界最古と聞くと、遠い存在のように思えますが、お正月の神社や和装の結婚式で耳にすることも多く、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、美郷町の観光スポット「西の正倉院」の景観とともに、悠久の時の流れに思いを馳せながら、ゆったりと「雅楽」をお楽しみいただきます。
出演には、「雅楽」に新しい風を吹き込む「Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble」を迎え、真鍋尚之氏による楽しいお話を交えながらお届けします。どうぞお楽しみに!
◎雨天時の会場:南郷多目的研修センター(予定)
出演者

真鍋尚之(お話/Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble 代表)
神奈川県立弥栄東高校音楽コース卒業。洗足学園大学(専攻/作曲・声楽)および東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。
作曲では1990年第14回神奈川県合唱曲作曲コンクールにて『愛恋する悪の華』佳作。1994年第18回同コンクールにて『みどり色の蛇』最高位入賞。1998年第1回国立劇場作曲コンクールにて笙独奏曲『呼吸II』を自作自演し優秀賞(第1位)受賞。
演奏では1999年国際芸術連盟第4回JILA音楽コンクール第2位。
2004年現代邦楽研究所10周年記念事業「東京・邦楽コンクール」第1位。
2000年より笙の可能性を追求した「真鍋尚之笙リサイタル」シリーズを開始(第1回:紀尾井ホール、第2回:「笙と箏の試み」横浜みなとみらい小ホール、第3・4回:「独奏への試み」「作品個展」浜離宮朝日ホール、第5・6・7回:「独奏」「協演」「対峙」東京オペラシティ リサイタルホール)、特に第3回は読売新聞「回顧2003クラシック・4氏が選んだベスト5」に選ばれる。笙の独奏曲の他、箏・十七絃、ヴァイオリン、コントラバス、打楽器などとの共演で作品を発表し「独奏楽器としての笙」の可能性を飛躍的に高めた。
また雅楽の演奏家として小野雅楽会および十二音会において笙・楽箏・楽琵琶・右舞の演奏し雅楽普及のために尽力している。
2000〜08年日本音楽集団のメンバー。CDは2001年に『呼吸〜真鍋尚之笙リサイタル』をコジマ録音よりリリース。
◎オフィシャルHP>>こちら

Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble
笙:真鍋尚之、永井大志
篳篥:三浦元則、國本淑恵
笛:太田豊、岩﨑達也
真鍋尚之の呼びかけにより、優秀な若手の雅楽演奏家を集め、2015年より横浜市内の小学校でのワークショップや演奏を中心に活動を展開。従来の団体や流派の垣根を越え、東京藝術大学・國學院大学などで雅楽を学んだ第一線で活躍する奏者を中心に、雅楽を日本のみならず世界に伝え、理解を図ることを目的に2020年9月結成。
ソリストの集まりである特徴を活かし、小編成ながら楽器の特性を発揮するプログラムを構成し、雅楽の伝統と魅力を最大限に掲示しながら、新しい演奏方法や鑑賞方法を提示している。

司会:調整中
[曲目]
《調子》(ちょうし)
双調(そうじょう)(横笛)
黄鐘調(おうしきちょう)(篳篥)
平調(ひょうじょう)(笙・篳篥・笛)
管絃吹《春庭楽》(しゅんでいらく)
神楽歌より ほか
チケット料金
<全席指定>
4歳以上:500円
※4歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
チケット発売日
8月13日(日)発売予定
チケット予約・購入
○メディキット県民文化センターチケットセンター
【窓口・電話】0985-28-7766 ※午前10時~午後6時30分/月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
【WEB】劇場HPから24時間座席を指定して予約・購入できます。
主催・お問い合わせ先
主催:公益財団法人宮崎県立芸術劇場
後援:美郷町教育委員会、一般社団法人美郷町観光協会
協力:美郷町
[お問い合わせ先]
公益財団法人宮崎県立芸術劇場