第17回 ミュージック・アカデミーinみやざき2025

国内外の第一線で活躍する演奏家を講師陣に迎え、アジア最高水準の育成プログラムを開催します。
講師
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三浦文彰(ヴァイオリン)[音楽監督]
2009年世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。18年にサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダー、24年に宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、バルセロナ響、エーテボリ響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなどが挙げられる。 国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことや「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。近年は指揮活動も始め、アリカンテ響、東京フィル、京響、広響、ARKフィルなどを指揮。25年にはフィルハーモニア管、バンベルク響との共演を予定。CDはエイベックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。22年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」。

パヴェル・ヴェルニコフ(ヴァイオリン)
オデッサ生まれ。ストリャルスキー音楽学校にてL.モルドコヴィチ、B.モルドコヴィチに、モスクワ音楽院でD.オイストラフ、S.スニトコフスキーに師事。ミュンヘン国際音楽コンクールへの入賞、ヴィットリオ・グイ国際ヴァイオリン・コンクールでのグランプリ受賞を機に国際的な演奏活動を開始する。
室内楽ではこれまでにリヒテル、ゴールウェイ、マイスキー、グートマン、カガン、バシュメット、ヴィルサラーゼ、ツィメルマン、ラクリン、ヤンセンらと共演。またポルトグルアーロ(イタリア)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、エイラート(イスラエル)などの国際音楽祭の芸術監督を歴任し、現在はジャニーヌ・ヤンセンと共にシオン音楽祭(スイス)の芸術監督をつとめている。
教師としても高い評価を得ており、現在はウィーン私立音楽大学とローザンヌ高等音楽院の教授をつとめるほか、世界各地のマスタークラスで後進の指導を行っている。
CDはRCA、オンディーヌ、ダイナミック等のレーベルからリリース多数。使用楽器はミラノのプロ・カナーレ財団から貸与されている1747年製のガダニーニ”ex Contessa Crespi, ex Brengola”。

スヴェトラーナ・マカロヴァ(ヴァイオリン)
モスクワ生まれ。10歳でモスクワの権威ある青少年のための国際チャイコフスキー・コンクールに優勝。その後、国際的なコンクールに次々と入賞を続けた。モスクワのチャイコフスキー音楽院でグレザローヴァ教授に師事し、優秀な成績で卒業。ロリン・マゼールの招請によりソフィア王妃芸術館管弦楽団(スペイン)の共同首席奏者を務めた。
室内楽はマカロヴァの音楽活動の中でも重要な位置を占め、これまでにフランス・ヘルメルソン、パヴェル・ヴェルニコフ、ナタリア・グートマン、ジュリアン・ラクリン、アラン・ムニエ、パトリック・デメンガ、ファビオ・ビオンディらと演奏を行っている。
ソリストとしてはこれまでにリトアニア室内管弦楽団、バレンシア州立管弦楽団、オデッサ州立交響楽団、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、プフォルツハイム室内管弦楽団らと共演している。
またシオン、ヴェルビエ(スイス)、宮崎(日本)、エイラット(イスラエル)、オーロラ(スウェーデン)など数々の国際音楽祭にも出演を重ねている。
後進の指導にも力を注いでおり、その知識と経験、またロシア派のヴァイオリン奏法を若手音楽家に伝える事にも積極的に取り組んでいる。。2014年よりスイス・ローザンヌ高等音楽学校の教授に就任した。またヨーロッパとアジアで数々のマスタークラスを行っている。
使用楽器は1745年製のニコロ・ガリアーノ。

長原幸太(ヴァイオリン)
広島県呉市生まれ。東京藝術大学、ジュリアード音楽院に学ぶ。1994年、ヴィエニャフスキ国際コンクール(17歳以下の部)第3位。98年、日本音楽コンクール最年少優勝。小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ、リッカルド・ムーティらと共演。室内楽や各オーケストラの客演コンサートマスターとしても活躍し、サイトウ・キネン、アルゲリッチ国際、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭等にも出演。海外では、米国「アスペン音楽祭」、英国「湖水地方音楽祭」、「ライディール音楽祭」、「香港国際音楽祭」等、多くの音楽祭に招かれ、リサイタル、コンチェルト、室内楽コンサートに出演し、絶賛を博し高い評価を得た。2004年、大阪フィル首席客演コンサートマスターに就任、06年から12年まで首席コンサートマスター、そして2014年10月から2024年9月まで読売日本交響楽団のコンサートマスターを務めた。
公開レッスン
日本全国から集まった受講生のレッスンを公開します。
■期間 3月22日(土)~3月29日(土) *レッスン時間は日によって異なります。
■会場 メディキット県民文化センター 地下練習室
■聴講 レッスン時間割及び受講曲などは、前日夜(20時ごろまで)に劇場HP【最新情報】で発表するほか、当日の聴講受付で配布します。
【聴講受付】当日、メディキット県民文化センター 1階チケットセンター前にて受け付けます。
【聴講料】 一般/1,000円(1日有効)
U25割:無料 *聴講時25歳以下(受付時に年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合がございます。)
※就学前のお子様の聴講はご遠慮ください。
その他
主催・お問い合わせ先
主催:宮崎県・公益財団法人宮崎県立芸術劇場
公益財団法人宮崎県立芸術劇場 ミュージック・アカデミー事務局