「新 かぼちゃといもがら物語」番外編 『きっとアンティゴネ』
宮崎を舞台に、宮崎の“今を生きる” 人々の営みから、日本の今を見つめた物語を紡いできた「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズ。
今回は、シリーズ初となるオーディションにより選ばれた出演者とともに、ギリシャ悲劇『アンティゴネ』を原作にした作品を創作上演します。
叔父である国王クレオンが定めた法に対し、自らの信念に基づいて激しく反発する王女アンティゴネ。古代ギリシャ時代に紡がれた物語を原作に、宮崎弁の台詞も織り交ぜながら、宮崎ならではの舞台作品を創りあげます。
上演台本・演出 立山ひろみ
原作 ソフォクレス『アンティゴネ』
出演 中野弥生、川添美和、梢栄、松永檀、中島佳江子、黒田吉郎、ウチハジメ、香川直美、上杉一馬、河内哲二郎
公演日程
3月8日(土)18:00
3月9日(日)14:00★
※3/9(日)は終演後にアフタートークを開催いたします。
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後ろを向いて前を向く
じぶんたちがした事。しなかった事。
それはどうしても、次の世代、また次の世代へと受け継がれていきます。
何も知らないでいられるでしょうか?いられるかもしれない。
しかし知らない事の罪、というのもあります。
劇中ではアンティゴネのように見える人もクレオンに見える人もいます。
彼ら彼女らはたたかいます。それを望んでいてもいなくても。
じぶんのあたりまえが捻じ曲げられた時、わたしたちは一体何を選ぶのでしょう。
ギリシャ悲劇の珠玉の作品を原作に、今に生きるじぶんたちを見渡す一作です。
ぜひ劇場でご観劇ください。
演出 立山ひろみ
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プロフィール
上演台本・演出/立山ひろみ(たてやま・ひろみ)
1979生まれ、宮崎県宮崎市佐土原町出身。劇作家、演出家。宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター。パフォーマンス演劇ユニット「ニグリノーダ」主宰。大学卒業後、劇団黒テントに所属し演出家デビュー。劇団を退団後「ニグリノーダ」発足。主な演出作品に、宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」#3~#7、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019・2021・2024 音楽劇『あらしのよるに』、オペラシアターこんにゃく座オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』、デフ・パペットシアター・ひとみ『-河の童 かわのわっぱ-』など。
中野 弥生(なかの・やよい)
川添 美和(かわそえ・みわ)
梢栄(こずえ)
松永 檀(まつなが・まゆみ)
中島 佳江子(なかしま・かえこ)
黒田 吉郎(くろだ・よしお)
ウチ ハジメ
香川 直美(かがわ・なおみ)
上杉 一馬(うえすぎ・かずま)
河内 哲二郎(かわち・てつじろう)
<スタッフ>
◇美術/土岐研一
◇衣装/長峰麻貴
◇音楽/坂元陽太
◇舞台監督/土屋宏之(ユニークブレーン)
◇照明/橋本洋子(ユニークブレーン)
◇音響/関本憲弘(ユニークブレーン)
◇映像/伊達忍(jumpcut)
◇学芸/林田古都里
◇方言指導/河内哲二郎
◇宣伝美術/クドウタツヒコ(KIMAMA BOOKS)
◇宣伝写真/いわいあや
◇宣伝ヘアメイク/渡司マサキ(couleur M)
◇企画制作/公益財団法人宮崎県立芸術劇場
<協力>
ユニット「あんてな」、株式会社ワーサル、
劇団パラノワール、劇26.25団、イチロク會、
空宙庭園、ミュージカル劇団on the stage
チケット料金
<全席自由・日時指定>
一 般 2,000円(1,800円)
U25割 1,000円 ※鑑賞時25歳以下
( )内はくれっしぇんど倶楽部会員価格
※就学前のお子様の入場はご遠慮ください。
※車椅子席・介助席は、メディキット県民文化センターチケットセンターの電話・窓口みの取り扱いとなります。
※当日券が出る場合は500円増となります(ただしU25割を除く)。販売は、当日開演の1時間前から会場入口に設置する受付で行います。
※U25割は、年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合があります。
※割引サービスの詳細はこちらをご覧ください。
チケット発売日
2025年1月12日(日)10:00 一斉発売
チケット購入・予約
○メディキット県民文化センターチケットセンター 0985-28-7766
[窓口・電話] 午前10時~午後6時 月曜休館 ※月曜が祝日の場合は翌平日休館
[WEB] 劇場ホームページで24時間予約・購入できます。
主催・お問い合わせ先
主催:公益財団法人宮崎県立芸術劇場
[お問い合わせ先]
公益財団法人宮崎県立芸術劇場