徳永二男「音楽の贈り物」
1996年の第1回より 29年にわたって宮崎国際音楽祭を支え
今年、県民栄誉賞を受賞した徳永二男が
感謝の気持ちとともに
宮崎の皆様へ心を込めた演奏を贈ります
【プログラム】
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 M.8
ラヴェル:ツィガーヌ
チャイコフスキー:メディテーション 作品42-1
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20

徳永二男(ヴァイオリン)
人気、実力ともに日本を代表する音楽家。
2024年4月から広島交響楽団ミュージック・アドバイザーを務める。
ヴァイオリニストの父茂および鷲見三郎氏に師事。桐朋学園にて齋藤秀雄氏に師事。1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。68年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベ氏に師事。76年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。長年、ソロ・コンサートマスターの重責を担う。N響在籍時代より欧米から招かれる。とりわけケルンでの現代音楽祭、ベルリンの日独センター柿落とし公演でのサヴァリッシュ氏との室内楽コンサート、ニューヨークのカーネギーホールでの室内楽コンサートは絶賛を博した。94年にN響を退団し、ソロ、室内楽に専念。92年より鎌倉芸術館ゾリステンを主宰し、95年から2013年までJTアートホール室内楽シリーズの音楽監督を、96年からは宮崎国際音楽祭の総合プロデューサーを経て2011年から2024年まで音楽監督を務める。宮崎県からは、長年の功績に対して、2025年に県民栄誉賞が授与された。
ソリストとして、モントリオール交響楽団やイギリス室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団など国内外のオーケストラからたびたび招かれている。08年から毎年東京でリサイタルを行うほか、トーク・コンサート、タンゴ・コンサートなど、幅広い演奏会を全国で行っている。16年には、楽壇生活50周年を迎え、文化庁長官表彰を受ける。20年に仲道郁代氏と行ったベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会は大きな注目を集めた。
多忙な演奏活動の一方、後進の指導にも取り組み、弟子の多くが国内外で活躍している。15年のティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリンコンクールの審査員も務めた。楽壇生活55周年を迎えた21年には、多数の弟子や演奏家が世界中から集い記念演奏会を行った。
近年は指揮者としても活動。18年、クレーメル氏をソリストに迎え、クレメラータ・バルチカと広響の合同オーケストラを指揮して好評を博す。
CDは、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集や、パガニーニのカプリースなどリリース多数。
桐朋学園大学特命教授。

坂野伊都子(ピアノ)
京都府出身。国立音楽大学ピアノ科を首席で卒業、武岡賞受賞。NTTドコモ奨学生に選ばれる。
桃華楽堂新人演奏会にて御前演奏を行う。
桐朋学園大学ソリストディプロマコースにて研鑽を積む。
第69回日本音楽コンクール第2位、第7回「Trio di Trieste」国際室内楽コンクール(イタリア)デュオ最高位受賞等、数々の国内外のコンクールで受賞。
また、室内楽、伴奏でも活動を広げ、NHK-FM、宮崎国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭等、様々な室内楽プロジェクトにも積極的に参加。
現在は国立音楽大学附属高等学校にて後進の指導にもあたる。
入場方法
<入場無料・全席指定>
入場にはチケット(無料)の予約/引取が必要です
- チケットをお持ちでない方は入場できません。
[ 予約/引取方法 ]
チケットセンター窓口/電話、WEBでご予約いただき、チケットをお引き取りください。
- 未就学児の入場は、ご遠慮ください。
- 1予約につき5枚が上限となります。
- お座席は選べません(自動配席による指定席)。
- 入場券の引取期限は予約より1週間となります(セブンイレブン発券の手数料は発生しません)。
- 車椅子席・介助席は窓口/電話のみでの取り扱いとなります。
チケット予約期間
7月20日(日)~8月29日(金)
- 予約は定員になり次第、終了させていただきます。
〇メディキット県民文化センターチケットセンター
【窓口・電話】TEL:0985-28-7766
- 午前10時~午後6時00分/月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日休館)
【WEB】劇場HPで24時間予約購入できます。
主催・お問い合わせ先
[主催]
主催:宮崎県/公益財団法人宮崎県立芸術劇場
[お問い合わせ先]
公益財団法人宮崎県立芸術劇場