『飛び立つ前に』

演劇・ダンス劇場主催
託児サービス
開催日
2026年01月18日(日)
開催場所
演劇ホール
開催時間
14:00開演
駐車場の混雑が予想されます

橋爪 功が演じる、人生の終幕に見える風景と情熱-
話題作『飛び立つ前に』ついに日本初演!

“老い・愛・別れ”―かけがえのない時間と記憶を描く家族劇に、演劇界の精鋭が集結!
現代社会の中で複雑に絡み合う“家族”の姿を描いた『飛び立つ前に』。老い・愛・別れといった身近なテーマをミステリアスで繊細な心理劇として描く本作に、フロリアン・ゼレール作×ラディスラス・ショラー演出タッグの舞台ではお馴染みのメンバーから初参加まで、実力派の俳優陣が集結しました。

物語の中心となる著名な作家・アンドレ役に2019年に上演された『Le Père 父』で認知症の父役を演じ、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞・最優秀男優賞を受賞した橋爪 功。その妻・マドレーヌ役に『Le Père 父』で読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、『Le Fils 息子』『La Mère 母』でも高い評価を得た若村麻由美、『Le Fils 息子』で初舞台を踏み、『Le Fils 息子』再演時には『La Mère 母』の出演と合わせて第59回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞した岡本圭人が出演。さらに映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し透明感ある演技が印象的な奥貫 薫と、近年では映画・ドラマだけに留まらず舞台での活躍も目覚ましい前田敦子がそれぞれ娘役を、元宝塚男役トップスターで現在は舞台中心に出演し重厚な演技で魅了する剣 幸が謎の女性役として初参加して一筋縄では進まない作品に華を添えます。

どこにでもいる家族の物語だけでは終わらない、フロリアン・ゼレールが描く唯一無二の世界観。
観る人の数だけ受け止め方がある本作は、後々まで心に響き続けることでしょう。

<ストーリー>


著名な作家アンドレとその妻マドレーヌは、パリ郊外の家で穏やかな日々を送っている。
だが、50年という歳月を振り返るうちに、ふたりの関係は「完璧な愛」ではなかったのではないかと
いう疑念が、静かに心に影を落としはじめる。
娘たちの訪問を控え、何気ない日常の支度を進めていたある朝、届いたのは差出人のない一束の花。
そして、過去の記憶をまとったひとりの女が、扉を叩く──。
静けさの裏に潜む、名もなきざわめき。
ふたりの人生に封じられていた秘密が、時の奥底からゆっくりと浮かび上がる。


   
◇『飛び立つ前に』公式サイトはこちら>>

公演日程(宮崎公演)
1月17日(土)14:00
1月18日(日)14:00

キャスト&スタッフ

橋爪 功(Isao Hashizume)

<コメント>
今回の出演を決めたのは、『Le Père 父』で一緒に仕事をした演出家ラッドとの再タッグに魅力を感じたからです。『父』では、作品に強く引き込まれ、「またラッドの演出であればぜひ出演してみたい」と思いました。また、認知症の家族を持つ観客が「まさにあんな感じだった」と語ってくださり、作品の力を実感しました。今回の作品も、登場人物の存在すら曖昧に描かれており、観る人によって解釈が大きく異なります。その曖昧さが芝居として成立している点に、作家ゼレールの力を感じます。ある種、「自分が演じているこの芝居を、観客として観てみたい」と思わせてくれる舞台なのです

若村麻由美(Mayumi Wakamura)

<コメント>
作家フロリアンと演出家ラッドに出逢えた事、家族三部作全てのアンヌ役を務めさせていただけた事、またやろう!と言っていただいた事は俳優冥利に尽きこの上なく幸せでした。しかしこの四作目の参加には大変躊躇いました。第一作目『Le Père 父』で父娘役を演じた橋爪功さんと50年も連れ添った夫婦役!私に務まるとは思えなかったからです。紆余曲折の末、プロデューサーやラッドの想いを受け、橋爪さんの胸をお借りして「飛び立つ」ことに決めました。大いなるチャレンジです!『La Mère 母』とは全く違う母になりそうです。

奥貫 薫(Kaoru Okunuki)

<コメント>
昨年の春に『La Mère 母』『Le Fils 息子』を観た時の胸の高鳴りを、今でも憶えています。幾つもの場面が、まるで一枚の写真や絵画のように鮮やかに心に残りますが、人生というのはそんなふうに美しい一瞬一瞬の積み重ねなのだということを、二つの作品は示してくれました。今回、その続編とも言える「飛び立つ前に」に参加できることとなり、奇跡のような出会いに感謝するばかりです。スタッフキャストの方々、そして劇場にお運びくださるみなさまと、濃密な演劇の時間をご一緒できることを、今から楽しみにしています。

前田敦子(Atsuko Maeda)

<コメント>
もう一度ご一緒したいと夢見ていた橋爪さんと、また同じ空間でお芝居できること、本当に嬉しく思います。
そして素晴らしい戯曲で尊敬する橋爪さんの娘役を務めさせていただくことに、静かに気持ちが引き締まる思いです。
共演者の皆さん、スタッフの皆さんとご一緒できる時間を大切に、丁寧に作品と向き合っていきたいです。

岡本圭人(Keito Okamoto)

<コメント>
『飛び立つ前に』どのような舞台になるのか全く想像がつきません。普段はそのようなことは思わないのですが、演出家ラッドの魔法のような演出を受けると、自分の想像を超える世界が広がるからです。「愛情」「喪失」「幸福」「悲哀」様々な感情が渦巻いて嵐のように吹き荒れていきます。劇場で感情の嵐を起こせるよう、ラッドの魔法に身を委ねて、新たな世界に飛び立ちたいと思います。素晴らしいキャストの皆様とご一緒できることをとても名誉に思います。心を込めて稽古に励みます!

剣 幸(Miyuki Tsurugi)

<コメント>
不思議な魅力を持つ作品と出会いました!誰にとっての現実なのか、それとも回想?夢…?何が正解か、はっきりしたことを知りたくなる。これが現実だと信じたい結末はホッとします。翻弄される心地よさ、きっと作者の思うツボに、ハマっています。
共演させていただくのは、皆さん初めましての方ばかり。楽しみでなりません。そして何より橋爪功さんと同じ舞台に立てることは、光栄であり、幸せです!

作フロリアン・ゼレール

演出:ラディスラス・ショラー

<キャスト>
橋爪 功 若村麻由美 奥貫 薫 前田敦子 岡本圭人 剣 幸

<スタッフ>
作:フロリアン・ゼレール 翻訳:齋藤敦子
演出:ラディスラス・ショラー
美術:エドゥアール・ローグ 照明:北澤 真 音響:井上正弘
衣裳:十川ヒロコ ヘアメイク:佐藤裕子
演出助手/ドラマターグ:下平慶祐
通訳:加藤リツ子 舞台監督:瀧原寿子
アーティスティック・コラボレーター:三原英二 制作:藤野和美
宣伝美術:永瀬祐一(BAT DESIGN) 宣伝写真:設楽光徳
宣伝衣裳:藤崎コウイチ
宣伝ヘアメイク:三上 希 横川晶子(スタジオAD)
宣伝ヘアメイク(若村麻由美):保坂ユミ(éclat)
宣伝ヘアメイク(前田敦子):髙取篤史(SPEC)
宣伝動画:神之門隆広 宣伝:DIPPS PLANET

チケット料金

<全席指定>
S席:7,000円(6,300円)
A席:5,000円(4,500円)
B席:4,000円(3,600円)
U25割:各席種半額

※前売り価格(税込)
※( )内はくれっしぇんど俱楽部会員価格
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※U25割は、年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合があります。
※当日券が出る場合は500円増し(ただし、U25割を除く)。
※車椅子席・介助席は、電話・窓口のみの取り扱いとなります。
※営利目的の転売禁止

座席表は後日に公開いたします

チケット発売

くれっしぇんど倶楽部会員/ 2025年11月2日(日)午前10時~
一般/ 2025年11月9日(日)午前10時~

チケット購入・予約

メディキット県民文化センター チケットセンター
TEL:0985-28-7766

【窓口・電話】 午前10時~午後6時 (月曜休館/月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
【WEB】HPから24時間予約・購入できます。

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