第18回 ミュージック・アカデミーinみやざき2026
国内外の第一線で活躍する演奏家を講師陣に迎え、アジア最高水準の育成プログラムを開催します。
マスタークラス 講師/レッスン概要
講師

三浦文彰(ヴァイオリン)[音楽監督]
世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。18年からサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダー、24年に宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。 ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、マリインスキー劇場管などと共演。共演した指揮者にドゥダメル、ゲルギエフ、ズーカーマン、ロウヴァリ、フルシャなど。ロンドンの名門ロイヤル・フィルのアーティスト・イン・レジデンスも務めた。 国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。近年は指揮活動もはじめており、スペインのアリカンテ響、東京フィル、京響、広響などを指揮。24/25シーズンには、イスラエル・フィル、フィルハーモニア管、バンベルク響と共演。 CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」。

徳永二男(ヴァイオリン)
人気、実力ともに日本を代表する音楽家。2024年から広島交響楽団ミュージック・アドバイザーを務める。1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。68年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベ氏に師事。76年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。長年、ソロ・コンサートマスターの重責を担う。94年にN響を退団し、ソロ、室内楽に専念。92年より鎌倉芸術館ゾリステンを主宰し、95年から2013年までJTアートホール室内楽シリーズの音楽監督を、96年からは宮崎国際音楽祭の総合プロデューサーを経て2011年から2024年まで音楽監督を務める。16年には、楽壇生活50周年を迎え、文化庁長官表彰を受ける。宮崎県からは、長年の功績に対して25年に県民栄誉賞が授与された。多忙な演奏活動の一方、後進の指導にも取り組み、弟子の多くが国内外で活躍している。桐朋学園大学特命教授。
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チェン・シ(ヴァイオリン)
「チェン・シは、強烈な個性を持った、非常に聡明な音楽家だ。」(ザ・ストラド誌 2002 年 10 月号)
2002 年、チャイコフスキー国際コンクールで史上最年少の 17 歳で最高位に入賞。リピンスキ=ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール、中国ユース・ヴァイオリン・コンクールなど、幼少より数々のコンクールで優勝、入賞を果たしている。これまでにチャイナ・フィル、ロシア・ナショナル管、モスクワ国立響、KBS 響、シュトゥットガルト室内管などと共演。ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール、ニューヨークのカーネギーホール、パリのルーヴル美術館オーディトリウム、ソウル、東京、香港、北京、上海、シンシナティ、ワシントン D.C.などで演奏している。
カーティス音楽院でディプロマを、イェール大学で修士号を取得。現在、北京中央音楽院の教授として後進の指導も行っている。使用楽器は 1690 年製 Pietro Guarneri of Mantua

長原幸太(ヴァイオリン)
広島県呉市生まれ。東京藝術大学、ジュリアード音楽院に学ぶ。1994年、ヴィエニャフスキ国際コンクール(17歳以下の部)第3位。98年、日本音楽コンクール最年少優勝。小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ、リッカルド・ムーティらと共演。室内楽や各オーケストラの客演コンサートマスターとしても活躍し、サイトウ・キネン、アルゲリッチ国際、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭等にも出演。海外では、米国「アスペン音楽祭」、英国「湖水地方音楽祭」、「ライディール音楽祭」、「香港国際音楽祭」等、多くの音楽祭に招かれ、リサイタル、コンチェルト、室内楽コンサートに出演し、絶賛を博し高い評価を得た。2004年、大阪フィル首席客演コンサートマスターに就任、06年から12年まで首席コンサートマスター、そして2014年10月から2024年9月まで読売日本交響楽団のコンサートマスターを務めた。2025年4月よりN響第一コンサートマスター。
レッスン概要
【開催期間】
2026 3/21(土)▶ 3/29(日)
【レッスン】
期間中、計5回の個人レッスン(1回/約50分)の受講を基本とします。
*講師の割振りは音楽監督が行いますが、すべての講師によるレッスンの受講を保証するもの ではありませんので予めご了承ください。
●伴奏者は事務局で手配します。
●外国人講師は英語でのレッスンを予定しています(通訳の手配も可能です)。
●期間中のレッスンは、原則として一般公開され、受講生はすべてのレッスンを聴講することができます。
●優秀な受講生の方には、2026年5月開催予定の「第31回宮崎国際音楽祭」にて、オーケストラの一員としてご参加いただける機会をご用意しております。
【申込資格】
●原則、全日程参加できる方
●30歳未満の方
●国籍不問
●演奏家を志す方、または更なる技術の向上を目指す方
【結果通知】
厳正なる審査を行い、受講生を決定します。
受講可否の通知は、2026年2月中旬頃に文書にてご連絡いたします。
■申込方法
受講申込フォーム(顔写真・演奏音源アップロード対応)に入力の上、お申込みください。
演奏音源については、過去1年以内に収録した10分程度の演奏音源(MP3/25MB以下)をアップロードください。
※やむを得ず受講申込フォームにアクセスできない場合に限り、申込用紙に必要事項をにご記入の上、演奏録音CDとともに郵送にてお申込みください。郵送する際、一般のCDプレーヤーで再生可能かご確認いただき、CDディスクには、氏名・曲名・作曲者名・収録日時・収録場所を明記してください。注)提出された資料、音源は返却いたしません。
■申込締切
2025年1月9日(金)必着・受信有効
■申込先
ミュージック・アカデミー事務局
〒880-8557 宮崎市船塚3丁目210番地
公益財団法人宮崎県立芸術劇場 企画広報課
TEL: 0985-28-3208
マスタークラス受講料
120,000円(消費税等額込み、交通費・宿泊費・食事代別)
*宿泊先は、受講決定の後宮崎市内のホテルをご案内しますので、各自でご手配ください。
その他
【レッスン聴講について】
■期間 3月21日(土)~3月29日(日) *レッスン時間は日によって異なります。
■会場 メディキット県民文化センター 地下練習室
■聴講 レッスン時間割及び受講曲などは、前日夜(20時ごろまで)に劇場HP【最新情報】で発表するほか、当日の聴講受付で配布します。
【聴講受付】
当日、メディキット県民文化センター 1階チケットセンター前にて受け付けます。
【聴講料】
一般/1,000円(1日有効)
U25割:無料 *聴講時25歳以下(受付時に年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合がございます。)
※就学前のお子様の聴講はご遠慮ください。