2人の演出家による俳優スキル向上ワークショップ in 宮崎
「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進演劇人育成講座
2人の演出家による俳優スキル向上ワークショップ in 宮崎
俳優に求められる演技スキルとは何か。
2人の演出家がそれぞれ、独自の方法論で演技ワークショップを行います。
そのテーマは「身体と感情の連動」「会話の技術」、そして「戯曲読解」と多岐にわたりますが、同じテーマを2人の演出家が異なるアプローチでレッスンを行い、演技に必要なスキルを多角的に学びます。
[講師]オ・セヒョク(韓国「ネバーエンディングプレイ」代表)、古城十忍(ワンツーワークス)
テーマ①
「身体と感情を自在にコントロールできるようになろう」
1月8日(金)・9日(土)
感情と身体を連動させて、表現の幅を広げるためのアプローチ
台詞を言うことばかりに重きがあり、台詞と身体がちぐはぐな俳優は少なくありません。「感情と身体の連動」とはどういうことか? 感情によって変化する身体を理解することで、「雄弁に物語る身体の獲得=嘘のない台詞」を目指します。
オ・セヒョク氏のワークでは、韓国で発展した独創的な演劇様式「マダン劇」を用いて、「目の前で起きていることにどう反応するのか」を実践します。「柔軟な身体性と即興性」が求められるレッスンです。また、古城十忍氏のワークは「まず身体の内面を変化させ、そこから起こる感情の変化を探る」ことを通して、重心の位置や相手との距離感なども意識した「棒読みにならない・棒立ちにならない身体」を獲得することを目指します。2日間で実に多彩なアプローチを体験するレッスンです。
テーマ②
「シーン・スタディーで会話のライブ感を獲得しよう」
1月10日(日)・11日(月・祝)
トライする戯曲テキストは、オ・セヒョク作『報道指針』
講師を務めるオ・セヒョク氏の戯曲『報道指針』の中から、幾つかの場面を選び、その同じテキストを使って、2人の演出家がそれぞれのアプローチでシーン・スタディーを行います。同じ場面ながら2人の演出家から、異なる「演出家のノート」を得ることで、各場面で求められている感情とは何か、俳優として理解し表現すべきことは何なのかを多角的に捉えられるようになることを目指します。
特に重要視される「会話のライブ感」とは、どのようなスキルがあれば生み出せるのか、まさに「生きた会話」をつくりあげるのに必要なスキルを獲得するための訓練です。シーン・スタディーを通して、演じる登場人物のキャラクター造形、戯曲全体の読解についても理解が深められるワークになるに違いありません。
[通訳]みょんふぁ(SORIFA)
[インストラクター]奥村洋治・関谷美香子(ワンツーワークス)
[主催・制作]公益社団法人日本劇団協議会
[企画協力]ワンツーワークス
[共催]公益財団法人宮崎県立芸術劇場
講師
オ・セヒョク
劇作家、演出家、プロデューサー。韓国で延べ1000人を超える演劇人が参加した全国規模の演劇ワークショップ運動「Project 3日」の創立メンバー。劇団「project BUT」代表。オリジナルコンテンツを開発するクリエイティブ集団「never ending play」創立メンバー。演劇やミュージカル、映画、ドラマなど多方面で活動し、現在、韓国で最も注目されている作・演出家の一人。韓国ミュージカルアワード演出賞やソウル演劇大賞など、多くの受賞歴を持ち、中国・台湾・タイなどアジア各国への作品提供や演出家としても活躍している。2025年には、東日本大震災を官邸サイドから検証した木村英昭著『官邸の100時間』(岩波書店)を韓国語に翻訳して舞台化、「ソウル演劇祭」で大賞受賞。
古城 十忍(こじょう・としのぶ)
宮崎県生まれ。劇作家・演出家。新聞記者を経て1986年、「劇団一跡二跳」を旗揚げ。以降、2008年の解散まで全60公演すべての演出を手掛ける。翌09年に「ワンツーワークス」として再始動。一貫して社会問題に斬り込むジャーナリスティックな作品を発表。05年に文化庁新進芸術家派遣でロンドン&スコットランドに留学、「ドキュメンタリー・シアター」の創作方法などを学ぶ。23年、第31回「読売演劇大賞」中間選考会にて「演出家の上半期ベスト5」に選出。現在、埼玉県立芸術総合高校、東京都立総合芸術高校、昭和音楽大学ミュージカルコースで非常勤講師を務める。
お申込み方法
[応募方法]ワンツーワークスのホームページ内にある専用フォームからお申し込みください。 お申込み専用フォームはこちら
[応募記入項目]①氏名(ふりがな)、②性別、③年齢(学年)、④身長、⑤所属団体の有無、⑥最近の主な舞台歴、⑦志望動機、⑧住所、⑨電話番号、⑩メールアドレス
[応募締切]2026年12月21日(月) ※定員を超えた場合は選考のうえ、2026年12月28日(月)までにお知らせします。
ワークショップ概要
[日程]2027年1月8日(金) 18~21時、9日(土)~11日(月・祝) 13~21時
[会場]メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
[応募資格]高校生以上の演劇経験者
[定員]16名
[受講料]一般20,000円、学生15,000円 *中止の場合を除き、払い戻しはいたしかねます。
主催・お問合せ先
[主催・助成等情報]
[主催・制作]公益社団法人日本劇団協議会
[企画協力]ワンツーワークス
[共催]公益財団法人宮崎県立芸術劇場
[助成]文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))
独立行政法人日本芸術文化振興会
お問合せ先
ワンツーワークス
