わかすぎ保育園(日南市)に訪問しました


8月30日(火)は日南市にある「わかすぎ保育園」に訪問しました。この日演奏をお届けしたのは、ピアニストの緒方真樹子さんです。
夏の暑さに負けず元気いっぱい子ども達が園庭で遊んでいる姿が印象的でした♪

それでは、緒方さんによるレポートをお届けします♪


今回は天候に恵まれる中、日南市にある、わかすぎ保育園に演奏に伺いました♪
年長児さんに向けての公演で、沢山参加して楽しんで頂こうとプログラムを考えました。
まず最初は子供たちが大好きでなじみのある、久石譲さんの「さんぽ」を演奏すると、最初から元気な声で歌って下さり、楽しく公演をスタートしました。
とっても元気いっぱいで、発言も積極的にしてくれる子供たちで、導入後の楽器紹介でもオルゴールを使ってピアノの秘密を実験すると、歓声を上げて喜んでいました。
楽器紹介後はピアノの音色を聞いてもらおうと、モーツァルト作曲のきらきら星変奏曲より変奏を3つ取り上げ、演奏後に好きな曲をお尋ねすると、元気に挙手して答えてくれました。
その後はクラシックの音楽をより楽しんでもらえたらと、取り入れた参加型のプログラムをご紹介します。一つ目はクイズ形式のプログラム。ギロック作曲の〈叙情小曲集〉より3曲:「魔女の猫」、「夏の嵐」、「月の光」を取り上げました。それぞれのイメージや思うことを写真を提示しながら尋ねると、沢山発言下さり、演奏も集中して聴いて下さいました。演奏後には特徴をくみ取り元気に答えてくれ、公演も和みました。
次の参加型プログラムは8月・9月の歌メドレー(「ミッキーマウス・マーチ」「おばけなんてないさ」「とんぼのめがね」)をお届けし、どの曲も元気いっぱいに歌ってくださり、こちらが反対に元気を頂きました。参加型3つ目はモーツァルト作曲の「トルコ行進曲」を取りあげ、手拍子でリズム演奏に参加して頂きました。皆さん元気にそしてリズム感良く揃えて手拍子でき、一緒に演奏を楽しみました。
プログラム最後は、ショパン作曲の「子犬のワルツ」を演奏すると、集中して嬉しそうに聞いて下さいました。アンコールにはご希望頂いていた中川ひろたかさんの「にじ」をみんなで大きな声で歌って下さり、こちらが歌声に感動し又、楽しく公演を終えることができました。
ピアノを習っている子供たちも多く、公演後には、「私もいつか上手に弾けるようになりたい。」「ピアノをもっと頑張りたい。」との話を伺いました。
皆さんにこにことして、興味津々なきらきらした目や沢山の発言が印象的で、子供たちの楽しむ力、感じる力、吸収する力を改めて感じ、これからも皆さまに楽しんで頂けるよう、音楽を味わって頂けるよう、益々精進しようと思いました。

(ピアノ:緒方 真樹子)