こすもす保育園(延岡市)に訪問しました

【令和5年度 音楽アウトリーチ事業 活動レポート】
劇場の「外」に出掛けて音楽をお届けする音楽アウトリーチ公演。
10月10日(火)は延岡市にある「こすもす保育園」に訪問しました。演奏をお届けしたのは、ピアニストの佐貫冴美さんです。
それでは、佐貫さんによるレポートをお届けします♪


延岡市の「こすもす保育園」へ伺いました。
今年度のアウトリーチプログラムでは、まず最初に1曲短い曲を演奏しています。
バッハやモーツァルト、ショパンなど様々ですが、「こんにちは!今日が楽しい時間になりますように」という想いを込めて演奏します。この日は「小犬のワルツ」から始めました。
自己紹介の後も、楽器のことや曲のことなど、こちらからの説明だけではなく、園児の皆さんと双方向のコミュニケーションをとることを大切にしながら進行します。お菓子がテーマの作品を演奏するときには、「どんなお菓子が好き?」「ショートケーキのイチゴは最初に食べる?最後に食べる?」「このお菓子は甘い?辛い?」など、イメージを膨らませるためにたくさん質問をします。
今回の「こすもす保育園」の皆さんともたくさんお話ししました。「辛いけど食べれる!」「イチゴじゃないケーキもあるよ!」など、元気で素直な反応に、私も楽しい気持ちになって演奏することができました。演奏とお話を両方するのはとても難しいですが、観客の皆さんと近い距離で音楽を伝えることができるのはアウトリーチコンサートの魅力の一つだと思います。 
「こすもす保育園」の園児の皆さん、先生方、ありがとうございました。
 
 (ピアノ:佐貫 冴美)