養護老人ホーム和幸園(日南市)に訪問しました
【令和6年度 音楽アウトリーチ事業 活動レポート】
劇場の「外」に出掛けて音楽をお届けする音楽アウトリーチ公演。
7月24日(水)は日南市にある「養護老人ホーム和幸園」に訪問しました。演奏をお届けしたのは、ピアノの藤崎美優さんです。それでは、藤崎さんによるレポートをお届けします♪
今年度初のアウトリーチは、日南市にある養護老人ホーム和幸園さんへ伺いました。老人ホームでのアウトリーチは今回が初めてだったこともあり、プログラム作成に大変悩みましたが、和幸園の皆様に楽しんでいただけたらいいなという気持ちで公演を迎えました。
まず1曲目はショパン作曲の「小犬のワルツ」。私の大好きなショパンの曲を演奏して公演をスタートしました。2曲目はランゲ作曲の「花の歌」を演奏し、皆様にもお好きな花を想像しながら聴いていただきました。
楽器紹介で鍵盤の仕組みや響板についてお話をした後は、アルベニス作曲の組曲『スペイン』より「タンゴ」を演奏しました。穏やかな気候と豊かな自然に囲まれた日南にぴったりだと思い、この曲を選びました。
参加型の手遊びでリフレッシュしていただいた後は、「海」、「浜辺の歌」「夏の思い出」をメドレーで演奏しました。皆様がピアノに合わせて心を込めて歌ってくださる姿に大変感動しました。
プログラム最後は、シューベルト作曲の「即興曲op.90-2」。ピアノの音に集中しながら最後までじっくりと聴いてくださいました。
終演後も温かい言葉をかけて下さり、たくさん元気をいただきました。
和幸園の皆様、本当にありがとうございました。
(ピアノ:藤崎 美優)