西都銀上学園(西都市)に訪問しました
劇場の「外」に出掛けて音楽をお届けする音楽アウトリーチ公演。
2月18日(火)は西都市にある「西都銀上学園」に訪問しました。演奏をお届けしたのは、ピアノの佐貫冴美さんです。それでは、佐貫さんによるレポートをお届けします♪
2年間のアウトリーチ活動、最後の公演は西都市銀鏡にある西都銀上学園へ伺いました。
生徒の皆さんにとって親しみのある曲から始めたいと思い、「瑠璃色の地球」からプログラムはスタート。合唱した時のことを思い浮かべながら聴いてくれた様子でしたので、「音楽は一瞬でその時の記憶を呼び覚ましてくれますね。今日は心をたくさん動かして音楽を楽しんでください。」と伝えてコンサートを始めました。
次の2曲は動物をテーマにした作品を演奏しました。身近な生き物について質問してみると予想外の答えも出てきて興味深かったです。活動当初は、お話と演奏の両立が難しかったのですが、こうして近い距離で双方向のコミュニケーションをとりながらコンサートができることこそ、アウトリーチコンサートの魅力だと思えるようになりました。
続いては『ピアノ』のお話。楽器紹介をした後、ハンマーの動きを見たり、ピアノにさわったりしながら近くでモーツァルトのソナタを聴いてもらいました。
後半はドイツ3大Bの作曲家の作品をお届けしました。バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、3人とも私の大好きな作曲家です。私は彼らの作品を通して、ピアノを演奏するということはただ楽譜を見て弾くだけのことではないということを学びました。たくさんの想いを込めて3曲演奏し最後の公演は終演しました。
西都銀上学園の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。
最後に、2年間の活動を支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。
アウトリーチアーティスト第7期生として学んだことや経験したことを糧に、これからも演奏を続けてまいります。皆様、誠にありがとうございました。(ピアノ:佐貫 冴美)





