第17回 ミュージック・アカデミーinみやざき2025 マスタークラス

音楽ミュージック・アカデミー劇場主催
開催日
2025年03月22日(土)
開催場所
メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
開催時間
開催期間:2025年3月22日(土)~3月29日(土)

国内外の第一線で活躍する演奏家を講師陣に迎え、アジア最高水準の育成プログラムを開催します。

講師

講師

三浦文彰(ヴァイオリン)[音楽監督]

2009年世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。18年にサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダー、24年に宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、バルセロナ響、エーテボリ響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなどが挙げられる。 国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことや「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。近年は指揮活動も始め、アリカンテ響、東京フィル、京響、広響、ARKフィルなどを指揮。25年にはフィルハーモニア管、バンベルク響との共演を予定。CDはエイベックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。22年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」。

パヴェル・ヴェルニコフ(ヴァイオリン)

オデッサ生まれ。ストリャルスキー音楽学校にてL.モルドコヴィチ、B.モルドコヴィチに、モスクワ音楽院でD.オイストラフ、S.スニトコフスキーに師事。ミュンヘン国際音楽コンクールへの入賞、ヴィットリオ・グイ国際ヴァイオリン・コンクールでのグランプリ受賞を機に国際的な演奏活動を開始する。
室内楽ではこれまでにリヒテル、ゴールウェイ、マイスキー、グートマン、カガン、バシュメット、ヴィルサラーゼ、ツィメルマン、ラクリン、ヤンセンらと共演。またポルトグルアーロ(イタリア)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、エイラート(イスラエル)などの国際音楽祭の芸術監督を歴任し、現在はジャニーヌ・ヤンセンと共にシオン音楽祭(スイス)の芸術監督をつとめている。
教師としても高い評価を得ており、現在はウィーン私立音楽大学とローザンヌ高等音楽院の教授をつとめるほか、世界各地のマスタークラスで後進の指導を行っている。
CDはRCA、オンディーヌ、ダイナミック等のレーベルからリリース多数。使用楽器はミラノのプロ・カナーレ財団から貸与されている1747年製のガダニーニ”ex Contessa Crespi, ex Brengola”。

スヴェトラーナ・マカロヴァ(ヴァイオリン)

モスクワ生まれ。10歳でモスクワの権威ある青少年のための国際チャイコフスキー・コンクールに優勝。その後、国際的なコンクールに次々と入賞を続けた。モスクワのチャイコフスキー音楽院でグレザローヴァ教授に師事し、優秀な成績で卒業。ロリン・マゼールの招請によりソフィア王妃芸術館管弦楽団(スペイン)の共同首席奏者を務めた。
室内楽はマカロヴァの音楽活動の中でも重要な位置を占め、これまでにフランス・ヘルメルソン、パヴェル・ヴェルニコフ、ナタリア・グートマン、ジュリアン・ラクリン、アラン・ムニエ、パトリック・デメンガ、ファビオ・ビオンディらと演奏を行っている。
ソリストとしてはこれまでにリトアニア室内管弦楽団、バレンシア州立管弦楽団、オデッサ州立交響楽団、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、プフォルツハイム室内管弦楽団らと共演している。
またシオン、ヴェルビエ(スイス)、宮崎(日本)、エイラット(イスラエル)、オーロラ(スウェーデン)など数々の国際音楽祭にも出演を重ねている。
後進の指導にも力を注いでおり、その知識と経験、またロシア派のヴァイオリン奏法を若手音楽家に伝える事にも積極的に取り組んでいる。。2014年よりスイス・ローザンヌ高等音楽学校の教授に就任した。またヨーロッパとアジアで数々のマスタークラスを行っている。
使用楽器は1745年製のニコロ・ガリアーノ。

長原幸太(ヴァイオリン)

広島県呉市生まれ。東京藝術大学、ジュリアード音楽院に学ぶ。1994年、ヴィエニャフスキ国際コンクール(17歳以下の部)第3位。98年、日本音楽コンクール最年少優勝。小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ、リッカルド・ムーティらと共演。室内楽や各オーケストラの客演コンサートマスターとしても活躍し、サイトウ・キネン、アルゲリッチ国際、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭等にも出演。海外では、米国「アスペン音楽祭」、英国「湖水地方音楽祭」、「ライディール音楽祭」、「香港国際音楽祭」等、多くの音楽祭に招かれ、リサイタル、コンチェルト、室内楽コンサートに出演し、絶賛を博し高い評価を得た。2004年、大阪フィル首席客演コンサートマスターに就任、06年から12年まで首席コンサートマスター、そして2014年10月から2024年9月まで読売日本交響楽団のコンサートマスターを務めた。

※都合により講師が変更になる場合がございます。あらかじめ御了承ください。

募集要項

<マスタークラス>受講生募集

■募集定員
・ヴァイオリン:25名

■受講資格
・原則、全日程に参加できる方
・30歳未満
・国籍不問
・演奏家を志す方、または更なる技術の向上を目指す方

■受講料
112,000円(消費税等額込、交通費・宿泊費・食事代別)

■申込方法
受講申込フォーム(顔写真・演奏音源アップロード対応)に入力の上、お申込みください。

演奏音源については、過去1年以内に収録した10分程度の演奏音源(MP3)をアップロードください。

※やむを得ず受講申込フォームにアクセスできない場合に限り、申込用紙に必要事項をにご記入の上、演奏録音CDとともに郵送にてお申込みください。郵送する際、一般のCDプレーヤーで再生可能かご確認いただき、CDディスクには、氏名・曲名・作曲者名・収録日時・収録場所を明記してください。注)提出された資料、音源は返却いたしません。

■申込締切
2025年1月10日(金)必着・受信有効

■申込先
ミュージック・アカデミ事務局
〒880-8557 宮崎市船塚3丁目210番地
公益財団法人宮崎県立芸術劇場 企画広報課
TEL: 0985-28-3208

その他

■レッスンについて
・講師による個人レッスン:期間中に計5回のレッスン(1回1時間)の受講を基本とします。
・講師の割り振りは音楽監督が行いますが、全ての講師によるレッスンの受講を保証するものではありません。
・伴奏者は事務局で手配します。
・期間中のレッスンは、原則として一般公開いたします。なお、受講生はすべてのレッスンを聴講することができます。
※優秀な受講生には賞を授与し、2025年5月に開催予定の「第30回宮崎国際音楽祭」のオーケストラに参加していただく可能性がございます。

■宿泊
受講決定の後、宮崎市内のホテルをご案内しますので、各自でご手配ください。

■交通
メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)まで
・宮崎空港から:タクシーで約30分、バスで40分(宮崎市街方面行き「橘通3丁目」乗り換え)
・JR宮崎駅から:タクシーで約10分
・宮崎市街地から:バスで約15分/タクシーで約10分

★宮崎アカデミークラス(準備中)

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