大山捨松! 宮崎と演劇

館長のつぶやき

大山捨松(おおやま すてまつ)は、今月、4月3日からNHKの朝ドラに登場。

その3日夜と4日の昼と夜に、宮崎にも登場しました。当劇場で上演された劇「須く(すべからく)、一歩進む」にです。

 

明治時代に鹿鳴館の花と言われた大山捨松。

あまりよく知りませんでしたが、劇では主人公の宮崎市高岡出身の医師、高木兼寛(たかき・かねひろ)との掛け合いなどで、たびたび登場。日本初の看護婦養成学校に尽力したことや、会津出身であること、海外留学の先駆者であること、チャリティーバザーを始めたことなどが描かれました。演じたのは宮崎出身の川添美和さん。捨松という変わった名前は、彼女が海外留学する際に、親が「捨てた気持ちで待つ」という覚悟からつけられたとのこと。

撮影:黒木朋子

上演後、高木兼寛の脚気への取り組みや、医師としての姿勢が良く分かったとの感想を多数いただきました。加えて、「初めて本格的な演劇を見た」「劇を見たのは高校の文化祭以来」「宮崎でも演劇やってるんですね」との声も。

 

当劇場では、演劇ホールやイベントホールでたびたび劇を上演しています。

県内をみると、3月には宮崎市民プラザで市民参加の劇が、三股町では「劇団こふく劇場」が中心になって上演や演劇フェスティバルが開催、延岡や門川などでも劇が上演され、宮崎の高校演劇のレベルも高いです。市民劇場という年6回程度劇を見る会も、宮崎や都城にあります。

生の演劇演技には生の音楽と同様、熱量があり、気軽に県内各地で劇を楽しんでいただければと思います。

当劇場主催の次の劇は、7月18と19日、清原果耶さんや井之脇海さんが出演する「レディエントバーミン」です。

「レディエント・バーミン」公演ページはこちら>>>

 

音楽祭が近づいてきました。スタートは4月26日(日)に宮崎市中心部で行われる「みやざき国際ストリート音楽祭」。今年はストリート音楽祭が20回の節目ということで、前日25日(土)午後にも様々な演奏が。26日夕方の見どころは、いずれも宮崎出身のカウンターテナー歌手「藤木大地」さんと、オペラ歌手の「谷口まりや」さんの歌声です。

「宮崎国際ストリート音楽祭2026」公式ページはこちら>>>

この記事を書いた人

松坂千尋(まつざか ちひろ)
1957年宮崎県延岡市生まれ。小学校から高校まで、宮崎市、日南市、東郷町(現日向市)在住。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。

その他の記事を見る