バンバン質問 中学生

館長のつぶやき

5月1日、国富町木脇中学校の体育館。生徒たちの熱い目が、美しく力強いヴァイオリンに注がれました。

今年で3年目となる音楽祭のふれあいプログラム、「コンサート・キャラバン」。公立のホールなどがない自治体に演奏家が行って、子どもたちや住民の方々と楽しむコンサートです。

 

木脇中を訪れたのは、音楽祭の音楽監督でヴァイオリニストの三浦文彰さんと、ピアニストの三浦舞夏さん。誰もが耳にしたことがあるような名曲を次々に披露しました。

演奏の合間には、司会の竹平晃子さんと、ヴァイオリンの仕組みや弾き方などを説明するコーナーも。更には中学生に三浦文彰さんに何か聞きたいことはと向けると、質問がバンバン!「好きな音楽家は」「いつからどうして始めたのか」、「ヴァイオリンにお金はいくらぐらいかかる?」などなど。「オフにはどんなことをしているの」という質問に対して、三浦さんは「料理」と答え、得意なのは「イタリアン」と答えていました。

撮影:K.Miura

このキャラバン、前日4月30日は美郷町の研修センターで行われ、園児から中学生までの子どもたちと町民の方々が、雨の中詰めかけました。美郷町での演奏は、前の音楽監督でヴァイオリニストの徳永二男さんと、ピアニストの林絵里さん。こちらも演奏に加え、徳永さんのトークで盛り上がりました。

撮影:K.Miura

ふれあいプログラムのコンサート・キャラバン。演奏する側にとっても、県内のいろいろな場所を訪れることに加えて、観客の間近で演奏したり話をしたりすることで、普段のコンサートとはひと味違う、感慨深く力が入る時間になるようです。

 

宮崎国際音楽祭、5月3日(日)は6つの公演がそれぞれ500円で楽しめる「気軽にクラシック」、4日は西都市での女性だけの弦楽八重奏団、5日はピアニストのアンデルシェフスキさんなど世界の演奏家による室内楽と続きます。

 

そして今年の音楽祭から高校生サポーターが影アナウンスや受付をボランティアで手伝ってくれています。次の高校生サポーターの出番は、5月5日(火)の演奏会〔1〕です。こちらも是非ご注目ください。

撮影:K.Miura

 

音楽祭の期間中の夜、メディキット県民文化センター(県立芸術劇場)は、オレンジ色を中心とした姿にライトアップされています。初夏の夜、劇場がある総合文化公園で、幻想的な雰囲気を楽しむのも良いかも知れません。

 

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この記事を書いた人

松坂千尋(まつざか ちひろ)
1957年宮崎県延岡市生まれ。小学校から高校まで、宮崎市、日南市、東郷町(現日向市)在住。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。

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