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渋め趣味のススメ

けんげきで働く人

はじめまして。劇場の広報を担当している児島望と申します。よく児玉さんとか小玉さんとか児嶋さんと書かれますが、児島です。

さて、スタッフブログの2つめを任され、何を書こうか悩みましたが、今回は自分の趣味についてお話ししようと思います。そんなもの誰が読みたいんだと言われそうですが・・・どうか呆れずお付き合いください。

映画鑑賞、ビーズアクセサリー作り、編み物、ゲーム、料理など、浅く楽しんでいることはいろいろありますが、なかでもひときわ浅い知識で楽しんでいるのが大相撲です。毎場所15日間がっつり観るというよりは、力士達の元気の良い3日目くらいまで観たら、あとは中日と楽日を観るくらいの、とてもゆる~い相撲ファンです。忙しくて1日も観ずに終わってしまう場所もありますので、その程度だと思って読んでください。

好きな力士の名前を挙げるときりが無いのですが、昔から魁皇が大好きでした。最近は千代丸みたいなあんこ型の力士も気になります。そうだ、県内出身力士の琴恵光も応援しなくてはなりませんね。数年前に九州場所を見に行った際、会場の雰囲気にあてられてぼーっとしていると、なんと目の前に鳴戸親方(元琴欧洲関)が!思わず「イケメン!」と心の中で叫び声を上げました。

コロナが落ち着いたらまた観に行きたいなぁ、と九州場所の思い出にふけりながら、ふとどうして好きになったのか思い返してみました。

↓鳴戸親方と奇跡のツーショット(無理矢理ですが・・・)

↓圧巻の土俵入り。会場の熱気がたまりません。

おそらく、相撲には「用意ドン!」というような開始のかけ声がない、という話を聞いたことがきっかけだったように思います。よく行司さんが「ハッキョイ」と言ってから始まると思われがちですが、取り組みをよーくみると、何も言わずに始まっているんです。「ハッキヨイ」はその後で発せられます。制限時間内で両者が「仕切り」という呼吸を合わせる作業をかさね、息が合ったタイミングで取り組みが始まります。時間内はやり直しをすることができ、これを「仕切り直し」と言います。

「相撲は神事かスポーツか(はたまた興行か)」という議論が世の中にはありますが、私は正直、楽しければどっちでもいいんじゃない?と思っていました。ですが、この「仕切り」のことを知ると、やっぱり神事なのでは・・・と思うようになりました。

さらに、行司さんや呼び出しさん、床山さんと言った大相撲を支える裏方さん達のお仕事にも興味を持つようになり、そうなると大相撲の中継を観ていても、取り組み以外の時間も彼らの動きを観ることがまた楽しくなっていきました。

↓地方場所の土俵は呼び出しさんが総出で、機械は一切使わず手作業で約3日間かけて作るそうです!

そんなゆるめの相撲ファンである私にとって、今年度激推しするしかない劇場主催事業があります。Let’s和の音♪ 伝統文化シリーズ第二弾「邦楽と相撲」です!!

邦楽と密接なつながりのある日本の伝統文化をテーマにおおくりしているこのシリーズ、今回は相撲をテーマに取り上げます。

あまりの美声に「邦(くに)オペラ」の異名を持つ、呼び出しの邦夫(くにお)さんによる実演や、元力士の松田哲博さんによる相撲甚句などもあり、場所を見に行くのとはまた違った楽しみを見つけていただけると思います。

そして、これを機会に、同年代の相撲ファンが増えないかな…と、密かに期待しています。

この記事を書いた人

児島望(こじま・のぞみ)
2010年より劇場に勤務し、現在は広報を担当。手先は器用でも不器用でもないが、なにかと手作りすることが好き。

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