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気分転換 

けんげきで働く人

劇場に勤務して1年が過ぎました。
知人に会うと「今、どこにお勤めですか?」と聞かれ「県立芸術劇場に勤務しています。」と答えると「それは、芸術文化に触れる良いところに勤務されてますね。」と、よく言われます。
確かに来館される方々から見ると、広々としてゆっくりと時間の流れる施設の中であくせくすることもなく仕事をしているように見えるかもしれません。

しかし、劇場職員はお客様や利用者に満足していただけるよう準備段階では綿密な打合せを、本番当日には出演者が最高のパフォーマンスをできるようサポートと舞台施設の安全な運営に細心の注意を払っています。また窓口では、チケット購入や練習室等を借りるために来館されたお客様に気持ち良く帰っていただけるよう丁寧で細やかな対応を心がけています。そのため、職員は気苦労が絶えません。(どんな仕事もそうかもしれませんが)

そこで大切なのは「気分転換」です。
私も気分転換のため昼休みは外に出るようにしています。

幸い、劇場は宮崎県総合文化公園の中にあります。公園全体の面積は東京の日比谷公園とほぼ同じ広さの16.5 ha、周囲は東西450m、南北370mで1周すると1,640mとジョギングやウォーキングに適したコースです。5月は緑鮮やかな木々を見ながらのウオーキングは気分最高で視力もよくなりそうな気がします。
少し前の3月下旬から4月にかけてのお昼には、満開の桜の下で小さな子供さんを連れた家族や友人の集まりなどで賑わい、楽しそうにお弁当を食べている光景をよく目にしました。コロナ禍でほっとする光景です。

また、気持ちをぐっと落ち着かせたいときは、文化公園南東側にある宮崎神宮に向かいます。鳥居をくぐり新緑の中、参道の玉砂利を踏んで本殿まで歩くと、心が洗われて気持ちが穏やかになり午後から頑張る気持ちが湧いてきます。

さらに、ちょっと離れて神宮界隈を歩くとおしゃれな料理店やお菓子屋、そして、学生の頃よく通っていたような懐かしさを感じる喫茶店もあります。
ちなみに、劇場の公演チケットの半券を持って公演当日にグルメマップ掲載店へ行けば素敵な特典を受けることができますのでお見逃しなく!(詳細はグルメマップのページをご覧ください。

休日に気分転換をしたくなったら、美術館での絵画鑑賞、図書館での読書、運動したくなったら文化公園、そして、特におすすめの芸術劇場で音楽や公演を聴いて、見て、感動してみませんか。

この記事を書いた人

髙林宏一(たかばやし・こういち)
 2020年3月に宮崎県庁を定年退職、1年間県の出先機関に勤務した後、2021年4月から県立芸術劇場に勤務。昼休み時間や休暇中はじっとしているより外に出かけることが好き。

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