「ハマユウ」県の花.....
館長のつぶやき
今年の第31回宮崎国際音楽祭のメインビジュアル。遠くを見つめる音楽監督の背景には宮崎県の花「ハマユウ」が咲き乱れています。

ハマユウ、漢字では浜木綿。ヒガンバナ科の植物で、初夏から夏にかけて、白い花が海辺などを彩ります。雨や風に耐えて白い花を咲かせ、種を海に託し波に運ばれて命をつなぐ姿から、その花言葉は「希望」「汚れのない」「どこか遠くへ」「あなたを信じます」など。
ハマユウは、いつ宮崎県の花になったのか。

県のホームページなどによると、1954年にNHKや植物友の会、全日本観光連盟などが中心になって、全国で「郷土の花」の選定が行われ、ハマユウが宮崎の郷土の花に選ばれました。ただこの時点では県の花ではなく、置県80年の翌年1964年(昭和39年)に県花制定委員会が開催され、ハマユウ、タチバナ、ミヤマキリシマの中から、宮崎県の海岸に咲き誇る「ハマユウ」が選ばれたということです。
ちなみに九州の他県の花は何なのか。
福岡「ウメ」、佐賀「クスの花」、長崎「雲仙ツツジ」、熊本「リンドウ」、大分「豊後梅(ブンゴウメ)」、鹿児島「ミヤマキリシマ」、沖縄「デイゴ」となっています。東京は「ソメイヨシノ」です。
ついでに宮崎県の木ですが、3つありました。宮崎らしさの象徴「フェニックス」が1966年に選定され、宮崎で全国植樹祭が開かれた前年の2003年に、「オビスギ」「ヤマザクラ」が加えられています。
ハマユウの花言葉は「どこか遠くへ」「希望」など。宮崎の音楽祭の未来がその先の未来へ広がっていくという想いも込めた、今年のキャッチフレーズ「音、舞い、その先へ」とも、どこか重なる花言葉です。
この記事を書いた人
松坂千尋(まつざか ちひろ)
1957年宮崎県延岡市生まれ。小学校から高校まで、宮崎市、日南市、東郷町(現日向市)在住。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。
