第16回 ミュージック・アカデミーinみやざき2023 マスタークラス
国内外の第一線で活躍する演奏家を講師陣に迎え、個人レッスンと講師・受講生による演奏会からなるアジア最高水準の育成プログラムを開催します。
講師
講師
徳永二男(ヴァイオリン)[音楽監督]
人気、実力ともに日本を代表する音楽家。1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。1976年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任し、長くソロ・コンサートマスターを務めた。1994年にN響を退団し、ソロ、室内楽に専念。
1992年より鎌倉芸術館ゾリステンを主宰し、1996年からは宮崎国際音楽祭の総合プロデューサーを経て2011年からは音楽監督を務める。2016年には、長年の功績に対し文化庁長官表彰を受ける。近年は指揮者としても高い評価を得ている。桐朋学園大学特任教授。
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
フランスの至宝83歳で現役の巨匠。18歳でパガニーニコンクール優勝。パリ国立高等音楽院の名誉教授。2003年に退官後、パリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、2005年~2009年、東京藝術大学の客員・招聘教授を務める。2010年から現在は昭和音楽大学の教授。日本のヴァイオリン界のレヴェル・アップに貢献している。多数のマスタークラス、国際コンクールの審査員(長)に招聘されている。これまでに70枚以上のCD等をリリースした。1995年にフランス芸術文化勲章及び1999年に文化功労賞を受賞。2019年5月にフランス文化省から、フランス芸術文化勲章の最高位コマンドール を叙勲。
漆原朝子(ヴァイオリン)
東京藝術大学附属高等学校在学中に日本国際音楽コンクールで最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年NHK交響楽団定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューでも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演、ザルツブルク音楽祭などにも登場し、内外のオーケストラとの共演も数多い。ベリー・スナイダー(Pf)とは20年以上にわたってデュオを組んでおり、2003年以後シューマンとブラームスのヴァイオリンソナタ全曲ライヴCD、オール・シューベルトやサン・サーンス&ルクーのソナタのCD等をリリース。モービル音楽賞奨励賞、姉・啓子とのデュオのCDで文化庁芸術祭優秀賞受賞。現在、東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。第4,5,7~27回宮崎国際音楽祭参加。
野口千代光(ヴァイオリン)
東京藝術大学在学中にジュリアード音楽院へ留学。ジュリアード・コンチェルトコンペティション優勝。アーティスト・インターナショナルオーデション優勝、ヤングアーティスト・デビュー賞を受賞。カーネギー・ワイルホールにおいてニューヨークリサイタルデビュー。ジュリアード音楽院卒業後、東京藝術大学に復学し首席で卒業。ヴィニアフスキ国際ヴァイオリンコンクール特別賞受賞。ソリストとして国内外のオーケストラと共演。東京藝術大学音楽学部教授、桐朋学園芸術短期大学講師。
藤原浜雄(ヴァイオリン)
1947年生れ。3歳より母にヴァイオリンの手ほどきを受ける。桐朋学園大学で鷲見三郎、江藤俊哉、海野義雄、ジュリアード音楽院でジョーゼフ・フックス各氏に師事。指揮を齋藤秀雄、秋山和慶両氏に師事。第36回日本音コン1位。1968年パガニーニ・コンクール2位、1971年エリザベート・コンクール3位銀賞。その後アメリカで活躍。1971年昭和天皇・皇后両陛下ご訪欧時に御前演奏、1972年ロチェスター・フィル定期演奏会で米国協奏曲デビュー。ジュリアード、マンハッタン両音楽院で教鞭を執り、ミシガン大学音楽学部准教授。1992年11月より2012年3月まで、読売日本交響楽団ソロ・コンサートマスター。1993年4月より、桐朋学園大学院大学特任教授、東京音楽大学客員教授として後進の指導にもあたっている。
三浦文彰(ヴァイオリン)
世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて史上最年少の16歳で優勝。これまでロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、マリインスキー劇場管、チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ、ベルリン・ドイツ響、NDRエルプ・フィル、エーテボリ響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなど。 18年からサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダー。21/22シーズンからロンドンの名門ロイヤル・フィルのアーティスト・イン・レジデンスに就任。
川﨑雅夫(ヴァイオリン/ヴィオラ)
桐朋学園大学を経て、ジュリアード音楽院に留学、ドロシー・ディレーに師事。1973年よりアメリカに在住し、ソリストとして、数多くのオーケストラと共演。スターン、ズーカーマン、スーク、チョーリャン・リン、ブロンフマンなどと共演。室内楽奏者としては、ジュリアード、エマーソンなど弦楽四重奏団の客演ヴィオリストとしても演奏活動を行っている。日本においてもTOKYOソロイスト、水戸室内管弦楽団のメンバーとして活躍。1987年よりジュリアード音楽院の教授に就任。3つの大学で教鞭をとるかたわら、国際コンクールの審査員や多くの大学、講習会に招かれ、若手への指導にも力を注いでいる。教え子に竹澤恭子、漆原朝子、川久保賜紀、神尾真由子、佐藤俊介、アン・アキコ・マイヤーズ、ジョシュア・ベル、ヴァディム・グルーズマン。第1回から宮崎国際音楽祭に参加。
毛利伯郎(チェロ)
10歳よりチェロを始め桐朋学園、ジュリアード音楽院で学ぶ。在学中より、ニューヨークを中心としてアメリカ、ヨーロッパの各地で室内楽、ソロなど多彩な活動を展開。
1985年、帰国。2015年まで読売日本交響楽団ソロチェリストを務める他、東京ピアノ・トリオ、桐五重奏団、水戸カルテット、その他多くのシリーズのメンバー又、ゲストとして出演、好評を博している。桐朋学園教授、東京音楽大学客員教授。
※都合により講師が変更になる場合がございます。あらかじめ御了承ください。
募集要項
<マスタークラス>受講生募集
■募集定員
・ヴァイオリン/ヴィオラ:40名
・チェロ: 6名
■受講資格
・30歳未満で一般公募
・演奏家を志す方、または更なる技術の向上を目指す方
・国籍不問
・開催期間の全日程に参加できる方(ただし、やむを得ない理由により全日程の参加ができない方はお問合せください。)
■受講料
112,000円(消費税等額込、交通費・宿泊費・食事代別)
その他
■レッスンについて
・講師による個人レッスン:原則として1日1回(1時間)、計5回
・ヴァイオリンとピアノは複数の講師による個人レッスンとなります。講師の割り振りは音楽監督が行いますが、全ての講師によるレッスンの受講を保証するものではありません。
・伴奏者は事務局で手配します。
・期間中のレッスンは、原則として一般公開いたします。なお、受講生はすべてのレッスンを聴講することができます。
※新型コロナウイルス感染症等の状況により、レッスンの一般公開は、行わない場合もございます。また、受講期間直前に自己負担にてPCR検査を受けていただく可能性がございます。ご了承ください。
※優秀な受講生には、2023年5月に開催予定の第28回宮崎国際音楽祭に出演していただく可能性がございます。
■宿泊
受講決定の後、宮崎市内のホテルをご案内しますので、各自でご手配ください。
■交通
メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)まで
・宮崎空港から:タクシーで約30分、バスで40分(宮崎市街方面行き「橘通3丁目」乗り換え)
・JR宮崎駅から:タクシーで約10分
・宮崎市街地から:バスで約15分/タクシーで約10分
★<宮崎アカデミークラス>(ヴァイオリン・ピアノ・フルート・トランペット)
宮崎県在住の方を対象に、1レッスンから受けられるクラスを実施します(最大2レッスンまで)。詳細については、決定次第、宮崎県立芸術劇場HPにてお知らせします。
申込期間
申込期間
■応募締切
2023年1月6日(金)必着・受信有効
■結果通知
2023年2月中旬頃に郵送にて通知いたします。
申込方法
下記の資料を「第16回ミュージック・アカデミーinみやざき2023」係宛てにお送りください。
①受講申込書
こちらから受講申込みフォームにアクセスし、お申込みください。
②顔写真
たて・よこ4cm以内の顔写真1枚を、裏に氏名記入のうえ、郵送でお送りください。
③音源
2022年1月以降に録音した10分程度の演奏録音(CDに限る。)を提出してください。曲目自由。CDには必ず氏名・楽器名・曲名を記入してください。CD以外の音源は受け付けられません。
※提出された資料、音源は返却いたしません。
■お申込み・お問合せ
「第16回ミュージック・アカデミーinみやざき2023」係
〒880-8557 宮崎市船塚3丁目210番地
公益財団法人宮崎県立芸術劇場 企画広報課
TEL: 0985-28-3208
申込期間
■応募締切
2023年1月6日(金)必着・受信有効
■結果通知
2023年2月中旬頃に郵送にて通知いたします。
主催・お問い合わせ先
主催:宮崎県・公益財団法人宮崎県立芸術劇場
公益財団法人宮崎県立芸術劇場