Miyazaki アウトリーチアーティスツ・エキシビション♯6
コンサートへ行く機会や音楽に触れる機会の少ない方々に音楽をお届けすることを目的として、平成23年度よりスタートした訪問演奏活動「ミュージック・シェアリング」。その第6期登録アーティストとして、2021年からの2年間、県内各地で演奏をおこなってきた2組のアーティストによるガラ・コンサート。
緒方真樹子(ピアノ)
福岡県出身。福岡女子短期大学音楽科を経て、武蔵野音楽大学編入学・同大学院修了。各大学の卒業演奏会・新人演奏会に出演。全日本ピアノ教育連盟本選入選。第4回〈エリカ・ディヒラー〉〈小長久子〉賞西日本ピアノコンクールにて第3位およびベヒシュタイン白鳥賞受賞、受賞記念リサイタルを開催。バイロイトにてドイツリートマスタークラス受講、終了演奏会出演。ショパン協会九州支部推薦演奏会出演。2011、2013年にウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団と、2012年にアドリアン・コックス氏と二台ピアノで共演し各々好評を博す。熊本県立劇場主催アウトリーチ事業伴奏員を務める。中村学園大学・短期大学部元非常勤講師。現在、幅広く演奏活動を行っているほかコンクール審査員など後進の指導も行っている。
小坂厚子(クラリネット)
延岡市出身。エリザベト音楽大学卒業。卒業後、1年間フランスに音楽留学。在仏中に、フローラン・エオー氏のプライベートレッスンを受ける。帰国後、延岡で音楽活動をしている。これまでに、武田忠善、橋本眞介、鈴木浩二、呂虎寅、永易英生の各氏に師事。公益財団法人宮崎県立芸術劇場音楽アウトリーチ事業第6期登録アーティスト。
佐貫冴美(ピアノ伴奏)
宮崎県出身。大分県立芸術文化短期大学音楽科を経て、同志社女子大学学芸学部音楽学科演奏専攻に編入学、卒業。これまでに児玉恭子、根井久美子、松浦真由美、田村陽子、釈迦郡誠、斉藤宏子の各氏に師事。フェレンツ・ボーグナー氏のレッスンを受講。現在は後進の指導とともにソロや伴奏などの演奏活動を行っている。宮崎県立高千穂高等学校非常勤講師。ひむかオペラの会会員。アドヴァンス会員。
桐原直子(ご案内)
宮崎大学特音課程卒業、同校専攻科修了。東京藝術大学委託生。フルート奏者として県内外で演奏活動を行うほか、さまざまなコンサートをプロデュースし、好評を得る。これまで10回のリサイタルを開催。「ゆふいん音楽祭」などに出演するほか、チェコフィル室内管弦楽団、大阪フィルハーモニー、ウィーンカンマーゾリステン、小林道夫氏などと共演。FM宮崎「音楽の森」パーソナリティを16年間担当し、クラシック音楽の振興に努めるとともに、後進の指導育成でも高い評価を得ている。第20回宮日文化賞受賞。第31回宮崎銀行ふるさと振興助成事業文化芸術部門受賞。2010年から宮崎県立芸術劇場の音楽事業アドバイザーを務め、「なるほどクラシック」シリーズvol.1~9の企画・監修を手掛ける。現在、「宮崎笛の会」会長、音楽愛好会「遊人村」幹事、全日本学生音楽コンクール審査員、日本フルート協会代議員、アジアフルート連盟理事、宮崎県立芸術劇場音楽アウトリーチ事業アドバイザー。
■プログラム
●ラヴェル:クープランの墓
緒方真樹子(ピアノ)
●ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品番号120-1
小坂厚子(クラリネット)・佐貫冴美(ピアノ伴奏)
■関連企画
<パネル展>
①:2023年1月6日(金)~2月12日(日)会場:メディキット県民文化センター 1階エントランス(火曜~日曜・午前9時~午後10時)
②:2023年1月17日(火)~1月31日(火)会場:県電ホール(宮崎県庁宮崎県企業局内1階)(午前9時~午後8時)
2021年からの2年間、登録アーティストが行ってきた活動を振り返るパネル展「アウトリーチアーティスト 2年間の軌跡」を開催します。アウトリーチの趣旨や内容、活動風景など写真を通してお伝えします。
■アウトリーチ事業「ミュージック・シェアリング」とは?
公益財団法人宮崎県立芸術劇場が、コンサートへ行く機会や音楽に触れる機会の少ない方々に、音楽をお届けすることを目的として、平成23年度より始めた訪問演奏活動です。今後も、宮崎県内の端から端まで、幼稚園・保育園・学校・福祉施設など様々な場所へ、1人でも多くの県民の皆様に音楽をお届けします。
チケット料金
発売日
一斉発売:11月6日(日)
チケット予約・購入
〇メディキット県民文化センターチケットセンター
【窓口・電話】0985-28-7766 ※午前10時~午後6時30分/月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
【WEB】劇場HPから24時間予約・購入できます。
主催・お問い合わせ先
主催:公益財団法人宮崎県立芸術劇場
公益財団法人宮崎県立芸術劇場