「かどっこ」特別編　短編映画『ぼくらのキャンバス』、演劇『うみのらくがき』

＜ぼくらのキャンバス＞
【監督】
吉田将大（よしだ・まさひろ）

＜メッセージ＞
作品の準備段階で本木監督から「想いの強い人間が監督をやった方がいい」と、力強く背中を押され、監督を務めました。作品と向き合っていく中で、関わってくれた人々の、そして門川町の暖かさに改めて気付かされました。出演者の姿を通して、その魅力と郷土の姿を、この町で暮らす代表として伝えられたらと思っています。

宮崎県延岡市出身。中学生の頃に『美しい夏キリシマ』（2003年）に下級生役で出演し、映画制作に興味を持つ。日本映画学校（現：日本映画大学）を卒業後、助監督として『ハゲタカ』（2009年）、『おかえり、はやぶさ』（2012年）、『ひまわりと子犬の７日間』（2013年）等に参加。現在は（公財）門川ふるさと文化財団の職員。

「ぼくらのキャンバス」
【監修】
本木克英（もとき・かつひで）

助監督として松竹入社。森崎東、勅使河原宏、木下恵介などの巨匠に師事し、1998年「てなもんや商社」で映画監督デビュー。2017年よりフリーとなる。
近年の主な映画監督作に、「超高速！参勤交代」、「超高速！参勤交代リターンズ」、「空飛ぶタイヤ」、「居眠り磐音」、「大コメ騒動」、「シャイロックの子供たち」、「カーリングの神様」など。

「ぼくらのキャンバス」
【脚本】
濱田明良（はまだ・あきら）

宮崎県生まれ。演劇ユニットチックタックパークの主宰、宮崎県演劇協会会長。自身のユニットでは出演以外にも脚本・演出を手掛け、「演劇をもっと身近に」をテーマに2017年から「チクタクコント」シリーズをスタート。2021年からはユニット「あんてな」にも所属。演劇活動以外にもラジオパーソナリティやトークショーを行うなど、活動は多岐に渡る。

「うみのらくがき」
【講師、脚本、演出】
濵沙杲宏（はますな・たかひろ）

1979年、宮崎県生まれ。
劇団こふく劇場所属。俳優、演出家、演劇の講師。舞台美術。2001年に演劇を始め、2005年「劇団こふく劇場」に入団。それ以降、劇団の公演に出演し、舞台美術も担当する。
門川町で10年以上続く演劇ワークショップ「かどがわ演劇の広場」の講師をつとめており、子供達からは「ハマちゃん」の愛称で親しまれ、毎年公演の劇作・演出を手掛ける。また、演劇ユニット「わざおきぃず」を立ち上げ自身の作品を創り続けている。