ひなたのバロック#7
「ひなたのバロック」シリーズ第7弾
シリーズ第7弾は、ヴィオラ・ダ・ガンパの第一人者として古楽の魅力を伝えている平尾雅子さんをお迎えします。本公演の企画・監修を務める大塚直哉のチェンバロとともに、ヴィオラ・ダ・ガンパの繊細で深い音色が響き合い、17世紀の音楽が持つ静けさとぬくもりを描き出すコンサート。
また、トークでは、ドイツ文学研究者の森下勇矢さんを迎え、当時の文学や絵画などに目を向けながら、音楽が生まれた時代の空気も共に味わっていきます。
時をこえて響く音楽のひとときを、どうぞお楽しみください。
【プログラム】
M.マレ:「リュリ氏へのトンボー」(《ヴィオール曲集》より)
J.J.フローベルガー:「組曲ニ長調」
ほか
出演者
大塚直哉(チェンバロ・お話)
東京藝術大学大学院チェンバロ専攻を経て、アムステルダム音楽院オルガン科およびチェンバロ科を修了。バッハ・コレギウム・ジャパンなどのアンサンブルにおける通奏低音奏者としての活動のほか、オルガン、チェンバロ、クラヴィコードのソロ奏者としても日本やヨーロッパなど各地で活発に活動を行っている。現在、東京藝術大学教授、国立音楽大学非常勤講師、宮崎県立芸術劇場オルガン事業アドバイザー。またオルガンやチェンバロ、クラヴィコードなどむかしの鍵盤楽器に初めて触れる人たちのためのワークショップを各地で行っている。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。NHK-FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。
平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
国立音楽大学楽理科卒業後、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでソリスト・ディプロマを取得。更にオランダのハーグ王立音楽院で研鑽を積む。在欧中はサヴァル主宰「エスペリオンXX」のメンバーとして活動。自らの研究を生かした演奏会、CD録音を行う中《マラン・マレの横顔 IV》は第45回レコード芸術誌音楽史部門アカデミー賞を受賞した。オルティス著『変奏論』を邦訳 。元国立音楽大学講師。国際バッハ・アーベル ヴィオラ・ダ・ガンバコンクール審査員。
森下勇矢(ドイツ文学研究者)
首都大学東京(現・東京都立大学)にてドイツ語の魅力に触れ、オーストリア・ウィーン大学への1年間の交換留学を経て、ドイツ文学研究を志す。東京大学大学院に進学し、ドイツのバロック文学および中世文学における「愚」の概念や道化性について研究を進める。日本学術振興会特別研究員として、2019年よりドイツ・ハイデルベルクおよびミュンスターで研究滞在を行い、2021年からはドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてミュンスター大学博士課程に在籍。2025年より東京大学大学院に復学し、博士論文を同年度中に提出予定である。現在、武蔵野美術大学および昭和大学にて非常勤講師として、またドイツ語オンラインクラスVollmondの講師として、ドイツ語の魅力と学ぶ楽しさを広めている。
チケット料金
チケット料金[全席自由]
一 般 2,000円(1,800円)
U25割 1,000円 ※鑑賞時25歳以下
( )内はくれっしぇんど倶楽部会員価格
※就学前のお子様の入場はご遠慮ください。
※車椅子席・介助席は、メディキット県民文化センターチケットセンターのみの取り扱いとなります。
※当日券が出る場合、販売は当日の午前10時から窓口で行います。
※U25割は、年齢の確認ができる身分証の提示をお願いする場合があります。
※割引サービスの詳細はこちらをご覧ください。
チケット取扱い
チケット一斉発売:2025年12月14日(日)
〇チケット取扱い
・メディキット県民文化センターチケットセンター 0985-28-7766
[窓口・電話] 午前10時~午後6時 月曜休館 ※月曜が祝日の場合は翌平日休館
[WEB] 劇場ホームページで24時間予約・購入できます。
【関連企画】
視る・聴く・触る#4「むかしの鍵盤楽器」
2/11(水・祝) 開場13:30 開演14:00
会場:メディキット県民文化センター 地下/大練習室1
【事前申込制/先着70名】
〇お申込みは>>コチラ
参加費:1,000円
※未就学児入場不可
※定員になり次第締め切らせていただきます。
主催・お問合せ:クラヴィヤージュ 090-2257-4784(北川)
