熊本地震10年

館長のつぶやき

先日、熊本に行く機会がありました。前回訪れたのは震災前なので、10数年ぶりです。

地震で大きな被害が出た熊本城にも立ち寄りました。石垣や建物には壊れたままのところも多くありますが、天守閣は復旧し、特別見学通路から復旧工事も含めて城内の様子を見ることもできます。

 

熊本地震が起きたのは10年前の2016年の4月。14日夜9時26分にマグニチュード6.5 、そして16日午前1時25分に7.3の地震が発生しました。最初の揺れも激しく街の様子を映すロボットカメラが振り切れるほどでしたが、28時間後にそれより大きな地震に襲われたのには驚きました。最初の地震の翌日に急いで熊本の親戚のもとに向かった知人は、その深夜に起きた二回目の地震で、避難所での生活を余儀なくされました。その後も、断層沿いに大分も含めて強い地震がしばらく続きました。

 

当時私は報道を離れて、災害放送全般や全局的な体制に関わる対応にあたっていましたが、東日本大震災の教訓も踏まえて、生活に関する情報を出し続けるよう、熊本や福岡に要望したことは覚えています。

 

熊本から宮崎に戻った翌日、台風が接近し宮崎でも大雨が降りました。部屋にあるレトルト食品を持っていったり、コンビニで食べ物を買ったりして、劇場で警戒にあたりました。一方で部屋のラジオは電池切れ、日頃からの備えを改めて考えさせられる、夏の初めとなりました。

この記事を書いた人

松坂千尋(まつざか ちひろ)
1957年宮崎県延岡市生まれ。小学校から高校まで、宮崎市、日南市、東郷町(現日向市)在住。
2024年6月末から宮崎県立芸術劇場の理事長兼館長。

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