音楽遍歴
劇場が主催する公演のひとつに「はじめてのクラシック」という、
ベビーとママ・パパが一緒にクラシック音楽を楽しめるコンサートがあります。
妊娠期にも胎教によいと、様々な音楽を聴くママさんもいるかと思いますが、
私が育った家庭では、母親よりも音楽好きの父親による影響が大きく、
今回はそれに比例するように音楽を聴き漁った私の音楽遍歴を綴りたいと思います。
※その時期の流行り楽曲はカウントしていません。
※次回の「はじめてのクラシック」開催情報は、コチラ♬
▶ 初聴期(0歳~6歳)
趣味でJAZZバンドを組んでいた音楽好きな父が、良音にこだわった機材で自慢の
レコードを日常的に流していたほか、自分たちのステージ公演にも連れて行っていた。
グレン・ミラー・オーケストラ/The Beatles/CARPENTERS/THE VENTURES/小野リサ …etc
▶ 邦楽期(小学校低学年)
カラオケに連れていかれるようになり、従姉兄や両親が歌う楽曲を耳にするようになる。
ちなみに、お小遣いで初めて買ったCDは、CHAGE and ASKAの「めぐり逢い」でした(笑)
CHAGE and ASKA/テレサ・テン/美空ひばり/サザンオールスターズ/槇原敬之/福山雅治 …etc
▶ ロックバンド期(小学校高学年)
B’zにハマった姉が洋楽も聴くようになり、自室でも車でも洋楽を流すようになる。
この頃から、私の中では「英語 = メロディーを奏でる楽器(聴くもの)」となっていく。
Bon Jovi/Aerosmith/THE ROLLING STONES/Red Hot Chili Peppers/MR. BIG …etc
▶ 覚醒期(中学生)
ヴィジュアル系バンドの影響を受け、様々な系統のバンド音にハマりまくる。
また、流行りのポップス系もくまなく網羅し、CDと雑誌を買い漁っていた。
ヴィジュアル系/ミクスチャー系(主に邦楽)
パンク/デスメタル/オルタナティヴ/ガレージ(主に洋楽)…etc
▶ 過渡期(高校生)
幼少期より習っていたバトントワリングの発表会において、振り付けや演出等をみんなで
担っていたことから演出方法やインストゥルメンタル楽曲にも興味を持つようになる。
また「ステージの見方」にも変化があり、照明や音響が演者と一体となる瞬間を楽しむようになる。
映画音楽(主に洋楽)/民族音楽(主にアフリカ系)/アイドルステージ(ジャニーズ系)
ヒーリング曲「feelシリーズ」系統/和楽(三味線や雅楽 等) …etc
▶ クラブ期(19歳~24歳)
高校時代にもかじっていたクラブミュージックに加え、トランス系も聴き倒して、
クラブに入り浸る日々。ダンスを習い始めたため、レゲエやハウスも聴き始める。
R&B/Hip Hop/Trance/Reggae/House(主に洋楽) …etc
▶ 開拓期(25歳~ )
音楽に携わる仕事に就きたくて、芸能の島…と言われる沖縄へ移住! 国籍・文化等
チャンプルー(ごちゃまぜ)されている場所だけあり、様々なものに触れる機会に恵まれる。
沖縄民謡や芸能は若い唄者・踊り手もたくさんいて、伝統が継承されていることを実感。
民謡/伝統芸能/オールディーズ/70’ハードロック/フォークソング/ハワイアン/ゴスペル …etc
そして、現在はここ宮崎県立芸術劇場にて、「クラシック」というジャンルに触れています。
クラシックは私にとっては「音楽の授業でしか触れたことのない世界」 でしたが、
その奥深さや魅力を働きながら知れるという、なんとも贅沢な生活を今は送っています。
自身の感情が揺れ動く時 常に音楽が傍にあり、私の人生を彩ってきました。
泣いたこと、笑ったこと、憤りを感じたこと…音楽を聴くとそんな思い出とともに、
今も鮮明にその時の感情が蘇ってきます。
個人的には、青春時代真っ只中であった90年代後半~2000年代初頭が、
様々なジャンルの音楽が世の中に溢れていた時代であり、「ネットを介して」…ではなく、
クラブやライブハウス等を通して楽曲と出会い、人とのつながりを築いていたように思います。
劇場に足を運んでくださる方々、現在 ダンスや楽器を習っている方々、
推しメンが出ているドラマや映画にハマっている方々…etc
このブログを書き連ねているうちに、色んな方々の音楽遍歴が
どんなものか知りたくなってきたこの頃。
そんな私の密かに夢は・・・
「老人ホームでロックを聴きながら優雅な隠居生活を送る」ことです(笑)
これからも新しい音楽との出会いを楽しみたいと思います!
この記事を書いた人
キャプテン☆
持たれがちですが、中身は動物と沖縄をこよなく愛すただの “変わり者” 。
❝ リズム隊 ❞ と呼ばれるドラム音とベース音が大好物です!